ファミ通文庫のラノベ、『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2)』(野村美月先生原作、竹岡美穂先生イラスト)が発売中です。
表紙は、詩也と綾音の主人公コンビ。
紳士姿で緊張気味の姿が初々しいですね(*´∀`*)ポワワ
お話的には、次の演目がマイ・フェア・レディに決まり、難しい長台詞に苦戦するもやりがいを感じる詩也。
ある日、道で倒れていた少女・凪乃を介抱した詩也は、彼女の策略にハマって偽の恋人関係を強要されてしまい…というニセコイ展開です。
芸能界ならスキャンダルがつきものとはいえ、高校演劇の世界で同じような出来事が起こってしまうあたりに、いかにこの学校で演劇が盛んなのかを再認識させられてしまいますね。
自分のことよりも、他人に迷惑をかけないために頑張る詩也の姿は、男気があって格好良かったですが、理由を話せないまま綾音とすれ違い続けてしまうことになるのがとても切なかったです。
自分から演劇を頑張ろうと決意を新たにした直後にこういう事件が起こってしまうのがツライところですが、事件をキッカケにして改めて綾音や雫との関係を見つめなおすことが出来たのは良い収穫だったかと。
一人で何とかしようとして余計に悪化させてしまうのは悪いクセとも言えますが、そんな頑張り屋な彼だからこそ助けてあげたくなるのもまた乙女心ですのう♪
ただ、そんな乙女心も、凪乃が彼女になってしまっては詩也に伝えられないわけで。
表面上は気丈に振る舞いつつも、内心ではひとりで貯めこんでいってしまう綾音のことが心配になってしまいましたね。
ぶっちゃけ、事実上相思相愛のふたりなので、詩也のスキャンダルに何も感じないとかありえないわけでw
詩也がそれに気付いてあげられるのか、また、綾音は綾音で素直に本音を伝えることが出来るのか?は大きな見どころかと。
物語中では海デートで一気に踏み込んで!というのが大盛り上がりポイントなのですが、巻末に綾音視点で事件中の心境が事細かに語られているのが心憎い演出でした。
というか、ここまでやってるのにまだ正式な彼氏彼女じゃないとか、そんなの絶対おかしいよ(;゚∀゚)=3ムッハー
ヒギンズ教授のキャラクターをなかなか掴めず、純粋に役者として苦悩する詩也でしたが、凪乃と触れ合ううちにそのヒントを得て、自分なりの解釈を進められるようになったのは良かったですね。
身体的には何でも出来る詩也ですが、演劇については完全に素人で何も出来ない。
しかし、出来ないものを出来ないままにせず、出来るように変えていく事が好きという前向き思考とたゆまぬ努力が、大きく彼を成長させていく様子に感動を禁じえませんでした。
イケメン過ぎて眩しく感じられるのは、まさにスターの素質ありといったところでしょうね。
全体的に、雨降って地固まるというか、落ち着くべきところに落ち着いたなぁε-(´∀`*)ホッという感じの展開で心地よい読後感でしたが、綾音との仲が深まれば深まるほど、雫との関係がどうなるのか気になってくる罠。
また、意外と早かったな!な印象の理歌の恋愛フラグがいつ弾けるのか楽しみ。
新キャラも続々追加されてくるでしょうし、“○○の吸血鬼”の毒牙に掛かってしまう女の子は益々増えてきそうですね♪
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、詩也と綾音の主人公コンビ。
紳士姿で緊張気味の姿が初々しいですね(*´∀`*)ポワワ
お話的には、次の演目がマイ・フェア・レディに決まり、難しい長台詞に苦戦するもやりがいを感じる詩也。
ある日、道で倒れていた少女・凪乃を介抱した詩也は、彼女の策略にハマって偽の恋人関係を強要されてしまい…というニセコイ展開です。
芸能界ならスキャンダルがつきものとはいえ、高校演劇の世界で同じような出来事が起こってしまうあたりに、いかにこの学校で演劇が盛んなのかを再認識させられてしまいますね。
自分のことよりも、他人に迷惑をかけないために頑張る詩也の姿は、男気があって格好良かったですが、理由を話せないまま綾音とすれ違い続けてしまうことになるのがとても切なかったです。
自分から演劇を頑張ろうと決意を新たにした直後にこういう事件が起こってしまうのがツライところですが、事件をキッカケにして改めて綾音や雫との関係を見つめなおすことが出来たのは良い収穫だったかと。
一人で何とかしようとして余計に悪化させてしまうのは悪いクセとも言えますが、そんな頑張り屋な彼だからこそ助けてあげたくなるのもまた乙女心ですのう♪
ただ、そんな乙女心も、凪乃が彼女になってしまっては詩也に伝えられないわけで。
表面上は気丈に振る舞いつつも、内心ではひとりで貯めこんでいってしまう綾音のことが心配になってしまいましたね。
ぶっちゃけ、事実上相思相愛のふたりなので、詩也のスキャンダルに何も感じないとかありえないわけでw
詩也がそれに気付いてあげられるのか、また、綾音は綾音で素直に本音を伝えることが出来るのか?は大きな見どころかと。
物語中では海デートで一気に踏み込んで!というのが大盛り上がりポイントなのですが、巻末に綾音視点で事件中の心境が事細かに語られているのが心憎い演出でした。
というか、ここまでやってるのにまだ正式な彼氏彼女じゃないとか、そんなの絶対おかしいよ(;゚∀゚)=3ムッハー
ヒギンズ教授のキャラクターをなかなか掴めず、純粋に役者として苦悩する詩也でしたが、凪乃と触れ合ううちにそのヒントを得て、自分なりの解釈を進められるようになったのは良かったですね。
身体的には何でも出来る詩也ですが、演劇については完全に素人で何も出来ない。
しかし、出来ないものを出来ないままにせず、出来るように変えていく事が好きという前向き思考とたゆまぬ努力が、大きく彼を成長させていく様子に感動を禁じえませんでした。
イケメン過ぎて眩しく感じられるのは、まさにスターの素質ありといったところでしょうね。
全体的に、雨降って地固まるというか、落ち着くべきところに落ち着いたなぁε-(´∀`*)ホッという感じの展開で心地よい読後感でしたが、綾音との仲が深まれば深まるほど、雫との関係がどうなるのか気になってくる罠。
また、意外と早かったな!な印象の理歌の恋愛フラグがいつ弾けるのか楽しみ。
新キャラも続々追加されてくるでしょうし、“○○の吸血鬼”の毒牙に掛かってしまう女の子は益々増えてきそうですね♪
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