富士見ファンタジア文庫のラノベ、『まちがい英雄の異世界召喚』(河端ジュン一先生原作、藤真拓哉先生イラスト)が発売中です。
表紙は、主人公のタクマとヒロインのユーナ。
ポーズも決まってなかなかお似合いのふたりですが、タクマが命を懸けて愛する女の子は別にいて…というのが本作のポイント。
こんな美少女とお近付きになれたら、思わず乗り換えてしまいたくなるところですがw
お話的には、ひょんなことから知り合った戦乙女・ピリカから、『今の世界の運命では、最愛の女性・サクラちゃんとは絶対に結ばれない』と知らされたタクマが、その運命をひっくり返すため、勝ち続けることで何でも願いを叶えてもらえる神の世界での戦いに身を投じる事に…というバトルラブコメ展開です。
運命のなせる業か、高校生にして不自然なほど何度も死線に晒されながら勝利し続けた結果、人間離れした最強の力を持つ存在となっていたタクマには、某スーパーサイヤ人かよ!とツッコミたい所ですが、初めての試合から圧倒的な強さで勝ちあがり続ける強さと、サクラちゃんに対する一途な愛情が気持よく、テンポ良く読み進めることが出来ました。
様々な世界で「英雄」と呼ばれた人間たち同士の戦いなので、ファンタジー要素も強く、剣やら呪術やら銃やら、何でもありのガチンコバトルで盛り上がる、楽しい作品に仕上がっていたかと。
正直、「その世界ではそういうルールだったんです」という前提だけを示される→それを受け入れるしか無いので、設定の緻密さはあまり感じませんでしたが、各世界の強者たちが某天下一武道会よろしく戦うというお祭り感がありましたし、その中で少しずつタクマとユーナの絆が深まっていくという王道ストーリーも楽しめたので面白かったです。
相手に好きな人が居ると判りつつも惹かれていくユーナの恋心がどうなってしまうのかに、ハラハラドキドキさせられることうけあいかと( ´∀`)bグッ!
テンション高め(&アホの子多めw)な各キャラが活き活きと描かれていて、脳内で情景を想像しやすかった感じですね。
このあたりは、藤真先生のイラストに依る部分が大きいと思いますので、ファンのかたには安心してオススメ出来るかと。
ロリ成分多め&健康的なお色気(・∀・)イイネ!!
最愛のサクラちゃんに関しては全くイラストが無いのが、逆に想像力を掻き立てられますのう(*´∀`*)ポワワ
ユーナの過去の掘り下げとともに、彼女とタクマの境遇が似通っている&だからこそお互いを大切にしたいと願う気持ちが強まっていったのは説得力がありましたし、不器用ながらもまっすぐな姿が微笑ましく、自然と応援したくなれたので良かったです。
後出し&一発設定が多いのが気になりましたが、とりあえず勢いと雰囲気で乗り越えていけー!という力強さがあったので中だるみもなく、そういう意味でとても読みやすかったです。
この表現や設定が独創的!とか、ここの伏線が素晴らしかった!といった類の感動はなかったですが、気持よく読み終われたので満足。
コミカルなオチも付けつつ、タクマの力の本質についての意味深な引きも残しつつと、押さえるところは押さえているので続刊が楽しみです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、主人公のタクマとヒロインのユーナ。
ポーズも決まってなかなかお似合いのふたりですが、タクマが命を懸けて愛する女の子は別にいて…というのが本作のポイント。
こんな美少女とお近付きになれたら、思わず乗り換えてしまいたくなるところですがw
お話的には、ひょんなことから知り合った戦乙女・ピリカから、『今の世界の運命では、最愛の女性・サクラちゃんとは絶対に結ばれない』と知らされたタクマが、その運命をひっくり返すため、勝ち続けることで何でも願いを叶えてもらえる神の世界での戦いに身を投じる事に…というバトルラブコメ展開です。
運命のなせる業か、高校生にして不自然なほど何度も死線に晒されながら勝利し続けた結果、人間離れした最強の力を持つ存在となっていたタクマには、某スーパーサイヤ人かよ!とツッコミたい所ですが、初めての試合から圧倒的な強さで勝ちあがり続ける強さと、サクラちゃんに対する一途な愛情が気持よく、テンポ良く読み進めることが出来ました。
様々な世界で「英雄」と呼ばれた人間たち同士の戦いなので、ファンタジー要素も強く、剣やら呪術やら銃やら、何でもありのガチンコバトルで盛り上がる、楽しい作品に仕上がっていたかと。
正直、「その世界ではそういうルールだったんです」という前提だけを示される→それを受け入れるしか無いので、設定の緻密さはあまり感じませんでしたが、各世界の強者たちが某天下一武道会よろしく戦うというお祭り感がありましたし、その中で少しずつタクマとユーナの絆が深まっていくという王道ストーリーも楽しめたので面白かったです。
相手に好きな人が居ると判りつつも惹かれていくユーナの恋心がどうなってしまうのかに、ハラハラドキドキさせられることうけあいかと( ´∀`)bグッ!
テンション高め(&アホの子多めw)な各キャラが活き活きと描かれていて、脳内で情景を想像しやすかった感じですね。
このあたりは、藤真先生のイラストに依る部分が大きいと思いますので、ファンのかたには安心してオススメ出来るかと。
ロリ成分多め&健康的なお色気(・∀・)イイネ!!
最愛のサクラちゃんに関しては全くイラストが無いのが、逆に想像力を掻き立てられますのう(*´∀`*)ポワワ
ユーナの過去の掘り下げとともに、彼女とタクマの境遇が似通っている&だからこそお互いを大切にしたいと願う気持ちが強まっていったのは説得力がありましたし、不器用ながらもまっすぐな姿が微笑ましく、自然と応援したくなれたので良かったです。
後出し&一発設定が多いのが気になりましたが、とりあえず勢いと雰囲気で乗り越えていけー!という力強さがあったので中だるみもなく、そういう意味でとても読みやすかったです。
この表現や設定が独創的!とか、ここの伏線が素晴らしかった!といった類の感動はなかったですが、気持よく読み終われたので満足。
コミカルなオチも付けつつ、タクマの力の本質についての意味深な引きも残しつつと、押さえるところは押さえているので続刊が楽しみです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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