電撃文庫のラノベ、『ソードアート・オンライン10 アリシゼーション・ランニング』(川原礫先生原作、abec先生イラスト)が発売中です。
アクセル・ワールドに続いていよいよアニメもスタートしましたし、まさに今が旬の作品ということで、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ツイッターや感想ブログを見るに、ラノベクラスタでの評判が安定して上々だった本シリーズですが、放送後のアニメクラスタでのウケも良く、名実ともに電撃文庫を代表する作品としてファンを増やしている事が感じられて嬉しい限りです♪
表紙は、やっぱり黒い剣を持つ姿がカッコ良い!なキリトさんと、新ヒロインのリーナ先輩。
厳密にはアスナの方がキリトより1つ年上ですが、基本的に同世代もしくは年下のヒロインが多かった本シリーズに、こんな落ち着きのあるイイ女属性を備えたお姉さまが加わってくれるなんて胸熱♪
凛々しくも色っぽい佇まいと、剣を交えたことで培われた信頼関係が伝わってきて素敵ですね。
お話的には、アリシゼーション編第二弾ということで、北セントリア帝立修剣学院に入学したキリトとユージオが、着々と剣士としての頭角をあらわしていくことに…という展開です。
また、現実世界の方では、何処かへと連れ去られてしまったキリトを探すためにアスナが東奔西走!
元凶と思しきラース社の秘密に迫る、という状況説明回になっています。
夫のピンチに妻が頑張る!的に必死でキリトの行方を追うアスナの健気さと行動力が胸にキュンキュン来ますね♪
かつては囚われの身となったこともあるアスナにとっては、真逆の状況とも言えるわけですが、娘であるユイに励まされつつ、最後まであきらめずにあらゆる手を駆使して敵地に乗り込んでいく姿は、アインクラッドの最前線で戦い続けていた当時のタフさを思い起こさせてくれて、なんとも感無量でした。
アスナにしても、直葉やシノンにしても、キリトならどんな理不尽な困難でも切り抜けてくれるに違いない!と心の奥底で信じている事が強く伝わってきて好印象だったのですが、そこはやっぱり10代の女の子達なわけですから、なるべく早く事件が丸く収まって安心できる日が来ることを願わずにいられませんね。
裏表紙のリズとシリカのSDキャラが可愛すぎるので、なんとか彼女達の出番も増やしてあげて欲しいところですw
一方、大切な家族や恋人、仲間たちと再会するために、一日一日コツコツと目標に向かって進み続ける道を選んだキリトさんですが、現実世界とは時間の進み方が異なるゲーム内に居ることを理解しているとはいえ、こちらの世界に来てから年単位の月日が流れてしまうとか、予想以上に根気のいる状況で((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルでしたね。
紙面上での時間経過はあっという間ですが、常に漠然とした不安を抱えつつ過ごす日々というのは相当なストレスになったのではないかと。
ユージオという心強い相棒が居てくれたことが、彼にとってどれだけ支えになってくれたのか、察するに余りある感じですね。
実際問題、黒衣の剣士としてのキリトの才能は、全く疑うべくもないところでしたし、純粋な剣術勝負についてはまだまだ負ける気がしないな〜と、安心して見ていられるかと思っていたのですが、『イメージ力』の重要性が明かされ、それが具体的に明示されるクライマックスのバトルシーンでは、ひょっとするとヤバいかも!?と思ってしまうようなハラハラ感に手に汗握りました。
鍛え上げた剣の腕一つで数々の好敵手と渡り合い、道を切り開いていく醍醐味は、今巻でもバッチリと味わえました♪
単純な武器の優劣を超えたところにある、この世界の核心とも言える部分の片鱗がチラ見えして、続きがとても気になります!
ちなみに、戦闘後の少ししんみりしたシーンでとあるワードが出てくるのですが、それを見て「ここでその単語を出してくるかよ!(黒雪姫先輩風にw)」とテンション上がったのは自分だけではないはず♪
学園での日常生活あり、世界観掘り下げあり、RPGらしいアイテムゲットイベントありと、ゲーム内では比較的穏やかな展開がメインだったわけですが、それも前半でのアスナ奮闘記&現実世界側での種明かしがしっかりとされていたからこそだったと思うので、シナリオ運びの演出として良かったと思います。
離れていても、キリトの為に頑張ってくれているアスナ達がいるんだということを先に読者に知らせていたからこそ、落ち着いて眺めていられた気がしました。
また、カラー口絵を見ていた段階では、「本妻が心配してるのにまだまだハーレム要員増やしまくりとか、今回もキリトさんマジパネェッスなぁw」といった感じで軽く考えていたのですが、自分と管理者以外は全てのキャラクターがNPCであると予測しつつも尚、普通の人間を相手にするように相手の人権を尊重しながら生活するキリトさんは、やはり只者ではないなぁという気がしますね。
秋頃には、アインクラッド時代を一層から描いていく『ソードアート・オンライン プログレッシブ』編もスタートということでとても楽しみです。
アニメを見て原作を読み始めた方にも楽しめそうですし、AWも含めた同時展開は仕事量的に非常に大変かと思いますが、両先生には是非頑張って頂きたいところですね。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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アクセル・ワールドに続いていよいよアニメもスタートしましたし、まさに今が旬の作品ということで、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ツイッターや感想ブログを見るに、ラノベクラスタでの評判が安定して上々だった本シリーズですが、放送後のアニメクラスタでのウケも良く、名実ともに電撃文庫を代表する作品としてファンを増やしている事が感じられて嬉しい限りです♪
表紙は、やっぱり黒い剣を持つ姿がカッコ良い!なキリトさんと、新ヒロインのリーナ先輩。
厳密にはアスナの方がキリトより1つ年上ですが、基本的に同世代もしくは年下のヒロインが多かった本シリーズに、こんな落ち着きのあるイイ女属性を備えたお姉さまが加わってくれるなんて胸熱♪
凛々しくも色っぽい佇まいと、剣を交えたことで培われた信頼関係が伝わってきて素敵ですね。
お話的には、アリシゼーション編第二弾ということで、北セントリア帝立修剣学院に入学したキリトとユージオが、着々と剣士としての頭角をあらわしていくことに…という展開です。
また、現実世界の方では、何処かへと連れ去られてしまったキリトを探すためにアスナが東奔西走!
元凶と思しきラース社の秘密に迫る、という状況説明回になっています。
夫のピンチに妻が頑張る!的に必死でキリトの行方を追うアスナの健気さと行動力が胸にキュンキュン来ますね♪
かつては囚われの身となったこともあるアスナにとっては、真逆の状況とも言えるわけですが、娘であるユイに励まされつつ、最後まであきらめずにあらゆる手を駆使して敵地に乗り込んでいく姿は、アインクラッドの最前線で戦い続けていた当時のタフさを思い起こさせてくれて、なんとも感無量でした。
アスナにしても、直葉やシノンにしても、キリトならどんな理不尽な困難でも切り抜けてくれるに違いない!と心の奥底で信じている事が強く伝わってきて好印象だったのですが、そこはやっぱり10代の女の子達なわけですから、なるべく早く事件が丸く収まって安心できる日が来ることを願わずにいられませんね。
裏表紙のリズとシリカのSDキャラが可愛すぎるので、なんとか彼女達の出番も増やしてあげて欲しいところですw
一方、大切な家族や恋人、仲間たちと再会するために、一日一日コツコツと目標に向かって進み続ける道を選んだキリトさんですが、現実世界とは時間の進み方が異なるゲーム内に居ることを理解しているとはいえ、こちらの世界に来てから年単位の月日が流れてしまうとか、予想以上に根気のいる状況で((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルでしたね。
紙面上での時間経過はあっという間ですが、常に漠然とした不安を抱えつつ過ごす日々というのは相当なストレスになったのではないかと。
ユージオという心強い相棒が居てくれたことが、彼にとってどれだけ支えになってくれたのか、察するに余りある感じですね。
実際問題、黒衣の剣士としてのキリトの才能は、全く疑うべくもないところでしたし、純粋な剣術勝負についてはまだまだ負ける気がしないな〜と、安心して見ていられるかと思っていたのですが、『イメージ力』の重要性が明かされ、それが具体的に明示されるクライマックスのバトルシーンでは、ひょっとするとヤバいかも!?と思ってしまうようなハラハラ感に手に汗握りました。
鍛え上げた剣の腕一つで数々の好敵手と渡り合い、道を切り開いていく醍醐味は、今巻でもバッチリと味わえました♪
単純な武器の優劣を超えたところにある、この世界の核心とも言える部分の片鱗がチラ見えして、続きがとても気になります!
ちなみに、戦闘後の少ししんみりしたシーンでとあるワードが出てくるのですが、それを見て「ここでその単語を出してくるかよ!(黒雪姫先輩風にw)」とテンション上がったのは自分だけではないはず♪
学園での日常生活あり、世界観掘り下げあり、RPGらしいアイテムゲットイベントありと、ゲーム内では比較的穏やかな展開がメインだったわけですが、それも前半でのアスナ奮闘記&現実世界側での種明かしがしっかりとされていたからこそだったと思うので、シナリオ運びの演出として良かったと思います。
離れていても、キリトの為に頑張ってくれているアスナ達がいるんだということを先に読者に知らせていたからこそ、落ち着いて眺めていられた気がしました。
また、カラー口絵を見ていた段階では、「本妻が心配してるのにまだまだハーレム要員増やしまくりとか、今回もキリトさんマジパネェッスなぁw」といった感じで軽く考えていたのですが、自分と管理者以外は全てのキャラクターがNPCであると予測しつつも尚、普通の人間を相手にするように相手の人権を尊重しながら生活するキリトさんは、やはり只者ではないなぁという気がしますね。
秋頃には、アインクラッド時代を一層から描いていく『ソードアート・オンライン プログレッシブ』編もスタートということでとても楽しみです。
アニメを見て原作を読み始めた方にも楽しめそうですし、AWも含めた同時展開は仕事量的に非常に大変かと思いますが、両先生には是非頑張って頂きたいところですね。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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