ファミ通文庫のラノベ、『"朧月夜" ヒカルが地球にいたころ……(4)』(野村美月先生原作、竹岡美穂先生イラスト)が発売中です。
表紙は新ヒロインの月夜子先輩。
こんな魅力的なおねーさまが愛人候補に名乗りを上げてくれたら、僕はもう…!!といった感じで、太ももの裏側から目が離せませんw
これからは年上女性の時代ですね、わかりますw
お話的には、葵のニセ彼氏役を務めることになった是光の前に、ヒカルの愛人だと公言する日舞研の代表、月夜子先輩が現れて…といった展開です。
学園の花がむしり取られるという事件も発生し、意味深な言動の月夜子がその犯人かも?という疑念に悩まされる是光ですが、果たしてその真相とは?
ヒカルが幽霊であるという事はひとまず置いておくとして、ミステリー部分に関しては超常現象的な要素ではなく、理詰めで解ける、または十分な伏線が張られているのが好みな自分ですが、十分に意外性と説得力を堪能することが出来たので良かったです。
というか、自由奔放な月夜子先輩が、あれほど深い闇に囚われていたのかと思うと((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルを通り越して怒りすらこみ上げてきてしまいましたが、それを是光がビシッ!と小気味良くシメてくれたのでかなり溜飲が下がったなと。
色々な意味で、今後も嫌な障害となって来そうな人物の登場するエピソードでしたし、ある意味、節目の巻という印象がありました。
ヒカルの死の真相についても少しずつ近づいている雰囲気がありますし、クライマックスに向けて、是光達に協力してくれる女の子が増えていく様子が頼もしいですね。
というか、劇中でも語られていましたが、是光の口説きスキルの目覚しい進歩ぶりに(・∀・)ニヤニヤしてしまいますw
天然系女泣かせとか、ヒカルもびっくりなハーレム王子の素質が開花してきている感じですねw
本人的には、少しずつ帆夏のイイ女ぶりに気付きつつあるという、正統派青春ラブコメ路線を地道に進む展開なところがまた好感度高し♪
むしろ、帆夏の、「惚れた弱みとはいえ色々振り回されながらも気遣うことをやめられない!」な様子が可愛すぎるw
普通のツンデレなら、心とは裏腹なことばかり言ってしまって一人相撲…というのがお約束ですが、先にきっちり告白している分、是光側としても意識せざるを得ないというのがポイントですね。
男の子側と、女の子側のそれぞれが感じる、恋に対する悩みや不安が両方楽しめるのが本シリーズの人気の秘密のひとつだと思いますが、少しぐらい傷ついたとしても、後で杭が残らないよう、ゆっくり恋愛力を磨いていってくれると良いなと思います。
というか、日舞や自分の運命的な意味では、身動きが取れなくなってしまっていた月夜子先輩(無理もない)でしたが、ヒカルと自分の関係については、本人自身が高望みしないというか、当時の現実や、現在の死を嘆きながらも受け入れている部分があったのが、皮肉でもあり、救いでもありという感じでしょうか。
だからこそ、小悪魔的にあんな事やこんな事を!みたいなことをしつつも、帆夏と是光の初々しい様子を見守ろうとする一面が感じられたのではないかと。
耐え忍び続けたことで、諦めや負け癖が染み付いてしまった月夜子先輩ですが、今後是光にとって忍耐力が必要となる場面もあるかも知れませんし、その辺りを上手く諭してくれる役割が見られたりすると良いなと思います。
帆夏にとっても、貴重な年上の女性の相談相手として、頼りになる先輩で在り続けてくれると良いですね。
また、ヒカル自身のモノローグ等では、彼自身がいつかは是光達の元を離れなければならないことを改めて自覚していると感じられる描写もあって、避け得ないとはいえ寂しいものがありますね。
今回の件でも、やはり彼自身の手で月夜子先輩を支えることが出来なかった事は辛かったと思いますし、これからは彼が居なくても十分にやっていけるはずだと確信してはいても、一抹の寂しさを感じずには居られなかっただろうなと思うと切ないものがありました。
もちろん、ヒカルにとって、各ヒロインとの果たせなかった約束が心残りだということは間違い無いと思いますが、やはり直接の死亡の原因となった何かに対するこだわり、というものがあると思いますし、その問題が解決してはじめて心置きなく旅立つことが出来るのではないかと。
その時に是光が、別れが辛くて泣いてしまうのか、辛くてもそれを納得し、笑って見送れるぐらいの境地にまで上り詰めることができるのか、気になるところですね。
巻末には、まさかの義妹ポジションに落ち着いたしーこの短編も収録。
これからは年下の女の子の時代ですね、わかります…って、冒頭と言ってることがちげぇorz
お後がよろしいようでw
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
FBオンラインへはこちらから
![ブログランキング・にほんブログ村へ]()
にほんブログ村
![blogram投票ボタン]()
表紙は新ヒロインの月夜子先輩。
こんな魅力的なおねーさまが愛人候補に名乗りを上げてくれたら、僕はもう…!!といった感じで、太ももの裏側から目が離せませんw
これからは年上女性の時代ですね、わかりますw
お話的には、葵のニセ彼氏役を務めることになった是光の前に、ヒカルの愛人だと公言する日舞研の代表、月夜子先輩が現れて…といった展開です。
学園の花がむしり取られるという事件も発生し、意味深な言動の月夜子がその犯人かも?という疑念に悩まされる是光ですが、果たしてその真相とは?
ヒカルが幽霊であるという事はひとまず置いておくとして、ミステリー部分に関しては超常現象的な要素ではなく、理詰めで解ける、または十分な伏線が張られているのが好みな自分ですが、十分に意外性と説得力を堪能することが出来たので良かったです。
というか、自由奔放な月夜子先輩が、あれほど深い闇に囚われていたのかと思うと((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルを通り越して怒りすらこみ上げてきてしまいましたが、それを是光がビシッ!と小気味良くシメてくれたのでかなり溜飲が下がったなと。
色々な意味で、今後も嫌な障害となって来そうな人物の登場するエピソードでしたし、ある意味、節目の巻という印象がありました。
ヒカルの死の真相についても少しずつ近づいている雰囲気がありますし、クライマックスに向けて、是光達に協力してくれる女の子が増えていく様子が頼もしいですね。
というか、劇中でも語られていましたが、是光の口説きスキルの目覚しい進歩ぶりに(・∀・)ニヤニヤしてしまいますw
天然系女泣かせとか、ヒカルもびっくりなハーレム王子の素質が開花してきている感じですねw
本人的には、少しずつ帆夏のイイ女ぶりに気付きつつあるという、正統派青春ラブコメ路線を地道に進む展開なところがまた好感度高し♪
むしろ、帆夏の、「惚れた弱みとはいえ色々振り回されながらも気遣うことをやめられない!」な様子が可愛すぎるw
普通のツンデレなら、心とは裏腹なことばかり言ってしまって一人相撲…というのがお約束ですが、先にきっちり告白している分、是光側としても意識せざるを得ないというのがポイントですね。
男の子側と、女の子側のそれぞれが感じる、恋に対する悩みや不安が両方楽しめるのが本シリーズの人気の秘密のひとつだと思いますが、少しぐらい傷ついたとしても、後で杭が残らないよう、ゆっくり恋愛力を磨いていってくれると良いなと思います。
というか、日舞や自分の運命的な意味では、身動きが取れなくなってしまっていた月夜子先輩(無理もない)でしたが、ヒカルと自分の関係については、本人自身が高望みしないというか、当時の現実や、現在の死を嘆きながらも受け入れている部分があったのが、皮肉でもあり、救いでもありという感じでしょうか。
だからこそ、小悪魔的にあんな事やこんな事を!みたいなことをしつつも、帆夏と是光の初々しい様子を見守ろうとする一面が感じられたのではないかと。
耐え忍び続けたことで、諦めや負け癖が染み付いてしまった月夜子先輩ですが、今後是光にとって忍耐力が必要となる場面もあるかも知れませんし、その辺りを上手く諭してくれる役割が見られたりすると良いなと思います。
帆夏にとっても、貴重な年上の女性の相談相手として、頼りになる先輩で在り続けてくれると良いですね。
また、ヒカル自身のモノローグ等では、彼自身がいつかは是光達の元を離れなければならないことを改めて自覚していると感じられる描写もあって、避け得ないとはいえ寂しいものがありますね。
今回の件でも、やはり彼自身の手で月夜子先輩を支えることが出来なかった事は辛かったと思いますし、これからは彼が居なくても十分にやっていけるはずだと確信してはいても、一抹の寂しさを感じずには居られなかっただろうなと思うと切ないものがありました。
もちろん、ヒカルにとって、各ヒロインとの果たせなかった約束が心残りだということは間違い無いと思いますが、やはり直接の死亡の原因となった何かに対するこだわり、というものがあると思いますし、その問題が解決してはじめて心置きなく旅立つことが出来るのではないかと。
その時に是光が、別れが辛くて泣いてしまうのか、辛くてもそれを納得し、笑って見送れるぐらいの境地にまで上り詰めることができるのか、気になるところですね。
巻末には、まさかの義妹ポジションに落ち着いたしーこの短編も収録。
これからは年下の女の子の時代ですね、わかります…って、冒頭と言ってることがちげぇorz
お後がよろしいようでw
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
FBオンラインへはこちらから

にほんブログ村
