富士見ファンタジア文庫のラノベ、『鋼殻のレギオス18 クライング・オータム』(雨木シュウスケ先生原作、深遊先生イラスト)が発売中です。
表紙はレイフォンとフェリ。
いつにも増してやる気満々なふたりですが、武器を構えながらのお姫様抱っこがグッと来ますね。
燃えと萌えがイイ感じで融合しているというか、いよいよ公式でフェリルート確定だな!的な(願望w)。
お話的には、デルボネの戦闘記録に自分たちが知るべき何らかの手掛かりが無いかと白炎都市メルニスクを訪れたレイフォンとフェリの前に、思わぬ強敵が立ちはだかって…という展開です。
何の為に戦うのか?という理由を他人に預けながら戦ってきたレイフォンですが、ニーナやリーリンがそれぞれの決意を胸に自分の手の届かない所へ行こうとしている中、もう一度自分を見つめ直す必要があったのは納得のいくところかと。
前巻でメイシェンの本気告白を受けたことも、彼に大きな影響を与えたのは間違いないでしょうし、あとは覚悟を決めるだけ!という段階だと思っていましたが、彼の背中を支え、押してあげたのは誰あろうフェリだった!というわけでテンション上がりました♪
レイフォンを危険な目にあわせたくない&世界に襲いかかる未曾有の危機を前にして既にそれどころではない状態になっているニーナやリーリンの気持ちも十分に伝わってくるのですが、やはり自分も一緒に戦ってくれようとするフェリの姿のほうが一途で可愛らしく、心の絆を感じられてほっこりしますね。
ヴァティ=レヴァンティンの正体や目的という、本シリーズでも核心となる部分について知っていくという重要な局面において、レイフォンの側にいてくれる存在がフェリだけとなってしまったのは悲しいものがありますが、ツェルニに来てからいつも彼のことを見守り続けてきた彼女だからこそ、この役目もふさわしく思えます。
超がつくほどの鈍感男であるレイフォンですが、改めてフェリの存在のありがたみを感じる場面も数多く見られたので良かったです。
念威繰者としての実力の高さから来るバトル面での以心伝心ぶりに加えて、必要な時に必要な言葉をくれる精神的支柱としても彼をサポートしてきたフェリは、正に最高の恋女房と呼ぶに相応しいかなとw
エルスマウと共にデルボネの力と遺志を受け継ぎ、事実上世界最強レベルの念威繰者となったことでますます無双感の強まったフェリですが、お互いが全幅の信頼を置いているからこそ、最大以上の力を発揮できるのでしょうね。
本筋のほとんどがレイフォンとフェリの視点で進む一方、周囲では様々な思惑が新たな関係を形作って行くのも大きな見どころですね。
天剣を求めてグレンダンに辿り着くハイアとカリアン一行のエピソードや、ヴァティとメイシェンのその後など、クライマックスに向けて着々と事態が進行していくのが感じられて良かったです。
というか、ヴァティの『遊び』があった部分が遂に…という流れがメインなだけに、今後は更にシリアスパートが増えてきそうでゾクゾクしますね。
天剣関係の動きが大きくて驚かされましたが、アルシェイラの期待している通りの働きが見られるのか気になるところです。
巻頭の簡易まとめページが判りやすく解説してくれていて良かったですが、『レジェンド・オブ・レギオス』および、『聖戦のレギオス』からの長い因縁にどのような決着がつくのか、最後まで見守っていきたいですね。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙はレイフォンとフェリ。
いつにも増してやる気満々なふたりですが、武器を構えながらのお姫様抱っこがグッと来ますね。
燃えと萌えがイイ感じで融合しているというか、いよいよ公式でフェリルート確定だな!的な(願望w)。
お話的には、デルボネの戦闘記録に自分たちが知るべき何らかの手掛かりが無いかと白炎都市メルニスクを訪れたレイフォンとフェリの前に、思わぬ強敵が立ちはだかって…という展開です。
何の為に戦うのか?という理由を他人に預けながら戦ってきたレイフォンですが、ニーナやリーリンがそれぞれの決意を胸に自分の手の届かない所へ行こうとしている中、もう一度自分を見つめ直す必要があったのは納得のいくところかと。
前巻でメイシェンの本気告白を受けたことも、彼に大きな影響を与えたのは間違いないでしょうし、あとは覚悟を決めるだけ!という段階だと思っていましたが、彼の背中を支え、押してあげたのは誰あろうフェリだった!というわけでテンション上がりました♪
レイフォンを危険な目にあわせたくない&世界に襲いかかる未曾有の危機を前にして既にそれどころではない状態になっているニーナやリーリンの気持ちも十分に伝わってくるのですが、やはり自分も一緒に戦ってくれようとするフェリの姿のほうが一途で可愛らしく、心の絆を感じられてほっこりしますね。
ヴァティ=レヴァンティンの正体や目的という、本シリーズでも核心となる部分について知っていくという重要な局面において、レイフォンの側にいてくれる存在がフェリだけとなってしまったのは悲しいものがありますが、ツェルニに来てからいつも彼のことを見守り続けてきた彼女だからこそ、この役目もふさわしく思えます。
超がつくほどの鈍感男であるレイフォンですが、改めてフェリの存在のありがたみを感じる場面も数多く見られたので良かったです。
念威繰者としての実力の高さから来るバトル面での以心伝心ぶりに加えて、必要な時に必要な言葉をくれる精神的支柱としても彼をサポートしてきたフェリは、正に最高の恋女房と呼ぶに相応しいかなとw
エルスマウと共にデルボネの力と遺志を受け継ぎ、事実上世界最強レベルの念威繰者となったことでますます無双感の強まったフェリですが、お互いが全幅の信頼を置いているからこそ、最大以上の力を発揮できるのでしょうね。
本筋のほとんどがレイフォンとフェリの視点で進む一方、周囲では様々な思惑が新たな関係を形作って行くのも大きな見どころですね。
天剣を求めてグレンダンに辿り着くハイアとカリアン一行のエピソードや、ヴァティとメイシェンのその後など、クライマックスに向けて着々と事態が進行していくのが感じられて良かったです。
というか、ヴァティの『遊び』があった部分が遂に…という流れがメインなだけに、今後は更にシリアスパートが増えてきそうでゾクゾクしますね。
天剣関係の動きが大きくて驚かされましたが、アルシェイラの期待している通りの働きが見られるのか気になるところです。
巻頭の簡易まとめページが判りやすく解説してくれていて良かったですが、『レジェンド・オブ・レギオス』および、『聖戦のレギオス』からの長い因縁にどのような決着がつくのか、最後まで見守っていきたいですね。
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