STEEL　BALL　RUN（スティール・ボール・ラン）２３巻の感想レビュー（コミック）

集英社のジャンプコミックスから、『STEEL　BALL　RUN（スティール・ボール・ラン）』（荒木飛呂彦先生原作）の２３巻が発売中ッ！です。

雑誌では一足早く第７部完結→第８部のジョジョリオンがスタート！ということで、ディ・モールト（非常に）ベネ（良し）！にお過ごしのファンの方も多いかと。
自分は単行本派なので、雑誌派の知り合いから連載の内容をネタバレしない程度に伝え聞いてワクテカしている状態なのですが、とりあえず７部の完結巻にあたる２４巻は６月３日ということで待ち遠しいです。

お話的には、ジャイロの助けの甲斐もあって長らく続いたVS大統領戦が決着！！念願の足も治ってめでたしめでたし…となるかと思いきや、まさかの真のラスボス戦へ突入！という驚天動地展開でした。
自分が敗れたときのために備えて最期まで隠し持っていた切り札＝最強のスタンド使いである『あのお方』とか、ファンのテンションどこまで上げれば気が済むんですか！？と言わざるをえないッｗ

個人的に第３部が一番好き派なので、あの名場面のセルフオマージュ演出が見れただけで、今までSBRを読み続けてきて良かったなと大感無量大会状態になってしまいました。
悪のカリスマというか、ジョジョ界における最強の敵と言えばやはり、『あのお方』しか居ないよねと。
まさかあのスタンド（ある意味オビバレｗ）を引き連れて帰ってくるとか、読者の思いも寄らないファンサービスをやってのける荒木先生ッ！そこにシビれるッあこがれるぅッ！！（お約束）

流石にここまでJOJOJOJOしく書いてしまうと、ジョジョファンの方ならネタバレに等しい状態だと思いますが、未読の方はいち早く購入＆ご確認頂きたいところですね。
既に自身の能力を限りなく完成形に近付け、精神的にも十分な成長を遂げたジョニィですが、一体どんな方法で最強のスタンド＆スタンド使いの攻撃に対抗してくれるのか楽しみです。
基本的に、リタイアの文字が出るまでは試合終了じゃないの法則がある本作ですが、ジャイロのアレはどう解釈すれば良いのか…すごく気になりますｗ

スティール夫妻の愛、ジョニィの父親の愛と、それぞれ形の違いはあれど、思わず涙腺が熱くなる感動的な人間ドラマも描かれ、いよいよクライマックスが近付いているという実感が湧きますね。
もはや、単純な着順の勝敗よりも重要なものを背負っているジョニィですが、彼自身の誇りの為にも、きっちりとレースの幕を有終の美で飾って欲しいところです。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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