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Channel: gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)
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IS〈インフィニット・ストラトス〉7巻の感想レビュー(ライトノベル)

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MF文庫Jのラノベ、『IS〈インフィニット・ストラトス〉7』(弓弦イズル先生原作、okiura先生イラスト)が発売中です。

アニメも大人気のうちに終了して早くも2期が待ち遠しいw感じですが、原作の方ではラブコメだけではなくシリアスな新展開もガンガン進んでいっているので、アニメからファンになったという方には是非チェックしていただきたいですね。
ヒロイン毎の党派閥競争の他、萌え豚とかブヒるとかのスラングまで大流行していたりと、アニメ界でも一種の社会現象化した感のあるISですが、ブルーレイ&DVDの初動も良かったりと、アニメ化大成功&ファン大勝利展開でテンション上がります。
人気出るだろうとは思っていましたが、原作もシリーズ累計135万部越えでめでたいですね。

表紙は紅椿を部分展開した箒。
メインヒロインの彼女ですが、1巻の時はまだ専用機持ちでは無かったわけで、ようやく面目躍如といったところかと。
というか、胸元やらおしりやらに視線が向かいがちですが、カラー口絵の方は半脱ぎ下着状態…だと!?
つまり、読者の股間が瞬時加速(イグニッション・ブースト)ってことですね、わかりますw

お話的には、まさかの新キャラ更識簪(さらしき かんざし)が登場&一夏のハーレムにまたひとりお持ち帰りされてしまうのか?という展開です。
ここに来てさらなるヒロイン追加というのにも驚かされましたが、あの天才万能お姉さま属性の楯無の妹ということで、ますます驚きでしたね。
性格も内気で、姉と同じ天才でも『努力型の天才』といった感じで対称的な簪ですが、メガネっ娘属性な辺りもツボに入る人が多そうですね。
気の強いヒロインが多い中、気弱な彼女がどこまで自分の思いをアピールできるかに注目したいところですが、『唐変木オブ唐変木ズ』の一夏が相手ではなかなかに前途多難な雰囲気がw

むしろ、彼女が表紙でも良かったんじゃないの?というぐらい、彼女中心でお話が進むわけですが、楯無と簪姉妹の関係性を描くことで、束と箒姉妹の関係にも掘り下げが進むという二重構造になっているのが今巻の見所かと。
新たな伏線の仕込みと新設定追加によって、世界全体の謎にググっと迫っていく感じが強く、今後の展開が益々楽しみです。
デートイベント的にも箒大勝利!という感じなので、やっぱり箒が表紙なのは納得!となる読者の方も多そうかも。

逆に、セシリア、鈴、シャル、ラウラの出番は今回かなり少なめ&エロゲイベント的SSぐらいの扱いになっているのがちょっと寂しかった気もしますね。
ラウラが慌てて衛生兵を予防とする箇所なんかはかなりポイント高いのですが、最近の短編集的エピソードが続いていたことを思い返すとがっつり出番が減った感が。
その代わりに、ISのメンテナンスを担う整備員系キャラの掘り下げが進んだり、専用機持ち先輩コンビのチラ見せがあったりと、周辺キャラの充実っぷりにテンション上がりました。

バトルシーンについては、アニメでも描かれた対抗戦が2on2形式のタッグマッチでリバイバル進化!といった感じの内容で、相変わらずハイスピード&熱いバトルが楽しめます。
それっぽい武装関連の専門用語が地の文で飛び交うところはラノベ版ならではのポイントだと思いますが、アニメ版の動きのあるバトル描写を見た後なので、より具体的なイメージで想像出来るようになったのが嬉しいところですね。
というか、声優さんの脳内ボイスを補完しながら読み進められるのも美味しいですw

さて、あえて触れませんでしたが、妹と言えば前巻ラストの引きの部分からもう一人の妹キャラがただならぬ存在感を放っているわけで、この大きな謎がどう転んでいくのかも気になるところです。
あとがきによれば、千冬姉も次巻で大きな動きを見せてくれそうということで楽しみ。
何気に蘭のイベントもありましたし、今巻は『姉妹たち』に焦点が当たっているというあらすじの触れ込み通りの内容だったと言えるかと。

余談ながら、今巻のクライマックス部分を見ていると、突然某劇エヴァやら種の第1話を引っ張り出してきて見返したくなって来てムフフ…な俺がいる件w
このあたり、おいおいアニメ化されたら物凄く見栄えが良さそうなので、その辺りも計算して書かれているのだろうなと思ったり。
一種のファンサービスというか、ロボアニメファンのマニア心をくすぐるオマージュと捉えるべきなのかなと。
個人的には、そこまでの簪と楯無の心の内側が丁寧に描かれていた分、大詰めのシーンでネタに走らなくても良いのでは?と思う気持ちもあったのですが、それでもやっぱりニヤニヤしてしまいました。
といっても、自分が勝手に連想しただけのことで、特に意図はないのかも知れませんが、イメージ的にぴったりはまった気がしましたw


気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。



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