富士見ファンタジア文庫のラノベ、『鋼殻のレギオス17 サマー・ナイト・レイヴ』(雨木シュウスケ先生原作、深遊先生イラスト)が発売中です。
表紙は久々にメイシェンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
というか、オビの『「想い」に決着が!?』で読む前にテンション上がりすぎた件。
ちょっと寂しそうにも見える表情に、なんとも心をかき乱されましたw
お話的には、デルボネの遺産を受け継ぐべくフェリがいよいよ覚悟を決める一方、ニーナはクラリーベルとタッグを組んでレイフォンと模擬戦。
一般生徒である自分にはますます手の届かないところへレイフォンが行ってしまうという不安にかられたメイシェンは、いよいよ自分の気持ちを…という展開です。
結論から言えば、メイシェンは本当によく頑張ったなと思います。
本妻と言えばリーリン、武芸者としての強さではニーナ、読者人気的にはフェリと、恋のライバルが強力過ぎる中、一途にレイフォンを想ってきたメイシェンは、出番こそ地味ではありましたが、等身大の恋する乙女としての役割を果たして来たと思うわけで。
学園都市という環境ゆえでもありますが、恥ずかしがり屋な性格であっても、自分のお店を切り盛りするまでになった彼女は、入学当初に比べて立派に成長したと言えるかと。
下手をすれば、言わずに胸に秘めたまま…という展開もあるのではないかと危惧しておりましたが、むしろ逆にツェルニ組で一番最初にレイフォンへの真面目な告白を敢行した勇気に敬意を表せざるを得ません。
超鈍感男なレイフォンなら、ひょっとして勘違いオチ等で済ませてしまうのかも?という気もしましたが、メイシェンの想いをしっかりと受け止めた上で、きちんと返事をすることが出来たのは、彼自身も成長することが出来たからこそでしょうね。
自問自答モードで延々苦悩を重ねてきた彼でしたが、ツェルニの人々との出会いがあったからこそ現在の境地へと達することが出来たわけですし、剣技的な強さはともかく、精神的な部分の未熟さは学園都市に来てから見つめ直すことでようやく方向性を持てるまでになったと言って良いかと。
それがメイシェンに対する返答の内容を冷静に判断する結果へと繋がってしまったのは皮肉といえば皮肉ですが、ここで状況に流されてしまうようであれば、主人公失格になってしまうところでしたしw
戦闘でサポート出来なかった分、メイシェンはご飯係を担当するか、ひたすら想いを募らせる日々を過ごしてきたわけですが、だから尚の事、戦闘力云々といった問題に悩まされず、恋心的な意味では一番純粋にレイフォンを想うことが出来たと言っても良いかも知れませんね。
『宝物にも等しいこの気持ち』というフレーズは、彼女にうってつけのものだと思います。
告白と返事は本巻最大の見所なわけですが、そのあとに続くやりとりがまた胸にグッと来ました。
一番良いところは中盤で終わらせず、最後までタメてから…という演出にはやきもきさせられましたが、良いもの見せてもらったぜ!的な気持ちで胸がいっぱいですw
清々しい青春っぷりが胸を打つというか、ラブコメではなく純粋なラブストーリー寄せ展開が心地良かったです。
ハーレムものゆえに許される結論付かずエンドにする方法もあったと思いますが、いよいよ本編もクライマックスに近付きつつあると思われる中、それぞれのヒロインとの関係性にどんな決着がついていくのか?というのは大きな関心事であるわけで、今後の展開が楽しみですね。
というか、結局誰か一人に絞るとしても、どういう順番でどういう流れの中で告白していくのかが気になりますw
いや、他にも本編のあんな秘密やこんな伏線が回収されたり、いよいよ某キャラが超パワーを発揮したり、過去と現在がより明確に繋がったりと、ものすごくお話が進んでいく&説得力高くて凄い!巻だったのですが、それは実際に読んでいただいて『ほほう!』となっていただくのが良いかとw
今回はそれらのエピソードよりも、メイシェンの行動に一喜一憂出来たことのほうが、個人的にインパクトが大きかったですし、感動ポイントでもあったと思います。
今後のメイシェンの出番が気掛かりですが、ヴァティの存在がそこにどう絡んでくるのか、目が離せませんね。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は久々にメイシェンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
というか、オビの『「想い」に決着が!?』で読む前にテンション上がりすぎた件。
ちょっと寂しそうにも見える表情に、なんとも心をかき乱されましたw
お話的には、デルボネの遺産を受け継ぐべくフェリがいよいよ覚悟を決める一方、ニーナはクラリーベルとタッグを組んでレイフォンと模擬戦。
一般生徒である自分にはますます手の届かないところへレイフォンが行ってしまうという不安にかられたメイシェンは、いよいよ自分の気持ちを…という展開です。
結論から言えば、メイシェンは本当によく頑張ったなと思います。
本妻と言えばリーリン、武芸者としての強さではニーナ、読者人気的にはフェリと、恋のライバルが強力過ぎる中、一途にレイフォンを想ってきたメイシェンは、出番こそ地味ではありましたが、等身大の恋する乙女としての役割を果たして来たと思うわけで。
学園都市という環境ゆえでもありますが、恥ずかしがり屋な性格であっても、自分のお店を切り盛りするまでになった彼女は、入学当初に比べて立派に成長したと言えるかと。
下手をすれば、言わずに胸に秘めたまま…という展開もあるのではないかと危惧しておりましたが、むしろ逆にツェルニ組で一番最初にレイフォンへの真面目な告白を敢行した勇気に敬意を表せざるを得ません。
超鈍感男なレイフォンなら、ひょっとして勘違いオチ等で済ませてしまうのかも?という気もしましたが、メイシェンの想いをしっかりと受け止めた上で、きちんと返事をすることが出来たのは、彼自身も成長することが出来たからこそでしょうね。
自問自答モードで延々苦悩を重ねてきた彼でしたが、ツェルニの人々との出会いがあったからこそ現在の境地へと達することが出来たわけですし、剣技的な強さはともかく、精神的な部分の未熟さは学園都市に来てから見つめ直すことでようやく方向性を持てるまでになったと言って良いかと。
それがメイシェンに対する返答の内容を冷静に判断する結果へと繋がってしまったのは皮肉といえば皮肉ですが、ここで状況に流されてしまうようであれば、主人公失格になってしまうところでしたしw
戦闘でサポート出来なかった分、メイシェンはご飯係を担当するか、ひたすら想いを募らせる日々を過ごしてきたわけですが、だから尚の事、戦闘力云々といった問題に悩まされず、恋心的な意味では一番純粋にレイフォンを想うことが出来たと言っても良いかも知れませんね。
『宝物にも等しいこの気持ち』というフレーズは、彼女にうってつけのものだと思います。
告白と返事は本巻最大の見所なわけですが、そのあとに続くやりとりがまた胸にグッと来ました。
一番良いところは中盤で終わらせず、最後までタメてから…という演出にはやきもきさせられましたが、良いもの見せてもらったぜ!的な気持ちで胸がいっぱいですw
清々しい青春っぷりが胸を打つというか、ラブコメではなく純粋なラブストーリー寄せ展開が心地良かったです。
ハーレムものゆえに許される結論付かずエンドにする方法もあったと思いますが、いよいよ本編もクライマックスに近付きつつあると思われる中、それぞれのヒロインとの関係性にどんな決着がついていくのか?というのは大きな関心事であるわけで、今後の展開が楽しみですね。
というか、結局誰か一人に絞るとしても、どういう順番でどういう流れの中で告白していくのかが気になりますw
いや、他にも本編のあんな秘密やこんな伏線が回収されたり、いよいよ某キャラが超パワーを発揮したり、過去と現在がより明確に繋がったりと、ものすごくお話が進んでいく&説得力高くて凄い!巻だったのですが、それは実際に読んでいただいて『ほほう!』となっていただくのが良いかとw
今回はそれらのエピソードよりも、メイシェンの行動に一喜一憂出来たことのほうが、個人的にインパクトが大きかったですし、感動ポイントでもあったと思います。
今後のメイシェンの出番が気掛かりですが、ヴァティの存在がそこにどう絡んでくるのか、目が離せませんね。
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