MF文庫Jのラノベ、『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10』(川口士先生原作、片桐雛太先生イラスト、よし☆ヲ先生キャラクター原案)が発売中です。
いよいよアニメも始まって、今が旬の本シリーズですが、原作的にも第二部クライマックス!ということで盛り上がっていますね。
この機に一気買い&まとめ読みするのもアリかと♪
表紙は、エレンとティグル。
記憶喪失になって長い間離れ離れになってしまったふたりなので、こうして肩を並べるシチュエーションを見ることが出来て胸が厚く、もとい、熱くなりますね(;゚∀゚)=3ムッハー
片桐先生版のレギンやソフィーも見れてテンション上がりまくりですw
お話的には、バーバ=ヤガーの襲撃を辛くも退けたものの、見知らぬ地に飛ばされてしまったティグルは、ムオジネル人の男・ダーマードに何故か命を狙われるも、一旦和解。
彼の案内で公都へ戻ったティグルは、先に帰還していたエリザヴェータが、バーバ=ヤガーと決着を付けるべく1人で公都を飛び出してしまった事を知らされて…という、一難去ってまた一難展開です。
なかなか記憶が取り戻せず、シリアスな状況が続いて来ましたが、ティッタ&リムとの再会早々、ちゃっかりラッキースケベイベントを発生させてしまう辺り、間違いなくティグルさんですわーw
アニメ版でも下着姿を披露して話題のティッタですが、今回はブラもとれてナマチチ見えちゃってますぞヒャッハー!(落ち着け、俺w)
読者的には、ウルス=ティグルというのは自明の理なわけですが、当のティグルにとってはウルスという自分しか知らないわけで。
折角の再会も、むしろ思い出せずに重荷になってしまう様子が切なかったですが、このままウルスとしてご主人のエリザヴェータに仕え続けるのか、エレン達が望むティグルとしての記憶を探しながら生きていく道を選ぶべきなのか、彼の苦悩と決断の行方こそが、今巻最大の見所ですね。
エリザヴェータの見ている前だけではなく、彼女が居ないところでも、ウルスとして自分が為すべきことを考え続ける真摯な姿勢が好印象でした。
ラブコメ的には、ティグルの記憶が戻らないことにショックを受けつつも、現在の彼の状況に配慮するリムの優しさにグッと来てしまいましたが、表面上は冷静さを取り繕いつつも、内心では焦りと悲しみに気をもんでいる様子が伝わってきて、彼女がいかにティグルを大切に思っているのかが判って良かったです。
また、ティッタについては、もっと感情を高ぶらせてしまうのかと予想していましたが、彼の記憶が戻らない事を悲しむ気持ちよりも、生きて再会出来た事を喜ぶ気持ちのほうが勝っていた感じで心温まりましたね。
エレンの名代として捜索の旅を続けてきた彼女達ですが、わざわざここまで出向いた甲斐があって良かった良かった(´;ω;`)
また、何としてでもティグルを連れ帰りたいマスハス卿と、エリザヴェータの為にも出来ればこのままウルスを引き止めたいラザールとナウムの年輩組の駆け引きも、若者にはない味があって良かったですね。
特に、政治関係から戦闘まで幅広くこなすマスハス卿の名脇役ぶりは、益々磨きがかかった感じで頼もしい限り。
バトル的には、バーバ=ヤガーとのリベンジ戦がメインということで、人智を超えた力を持つ戦姫VSそのものずばり人外の魔物たちが繰り広げる激戦が見所。
直接的な力のぶつかり合い自体も驚異的でしたが、エリザヴェータの心の隙を的確に抉ってくる精神面での攻撃が((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ティグルが記憶の問題に翻弄されていた頃、エリザヴェータはエリザヴェータで自身の持つ力と向き合うことになったわけですが、物理的にも精神的にもいよいよ追い込まれてしまった彼女がふたたび立ち上がる事が出来るのかどうかハラハラさせられました。
エリザヴェータにとって一番の支えになったのは、ウルスだったのは疑う余地がないですが、ウルスとしてのティグルにとってエリザヴェータが支えであったのに負けず劣らず、本来のティグルにとって一番の支えであったのは、やはりエレンだったのだと判断すると、正妻戦争的にはエレンが大幅リードかしら(・∀・)ニヤニヤ
もちろん、エレンだけではなく、アルサス時代から支え続けてくれた領民やティッタ、ここまで触れ合ってきた戦姫達とのキズナなどなど、様々な想いを託されてきた英雄たる器を持つ彼だからこそ、歴史の大舞台へと返り咲くのは自然な流れに感じられますが、果たして結末やいかに?
魔弾の王と魔物たちとの関係にも掘り下げが入って、国家どころか世界そのものを揺らがせそうな勢いなので、このハイテンションのまま第三部を更に盛り上げていって欲しいです。
ちなみに、
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同日発売された柳井伸彦先生によるコミカライズ版では、エリザヴェータが登場しはじめるエピソードが描かれているので見比べてみるのも一興かと♪
初めの頃は不倶戴天の敵!という雰囲気だった彼女が、ここまで魅力的なヒロインとして描かれるようになったのだと思うと感慨深いものがありました。
黒騎士ロランの屈指の名場面も収録されているのでオススメ(;゚∀゚)=3ムッハー
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
【PV】魔弾の王と戦姫 TVアニメ化記念 プロモーション映像
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いよいよアニメも始まって、今が旬の本シリーズですが、原作的にも第二部クライマックス!ということで盛り上がっていますね。
この機に一気買い&まとめ読みするのもアリかと♪
表紙は、エレンとティグル。
記憶喪失になって長い間離れ離れになってしまったふたりなので、こうして肩を並べるシチュエーションを見ることが出来て胸が厚く、もとい、熱くなりますね(;゚∀゚)=3ムッハー
片桐先生版のレギンやソフィーも見れてテンション上がりまくりですw
お話的には、バーバ=ヤガーの襲撃を辛くも退けたものの、見知らぬ地に飛ばされてしまったティグルは、ムオジネル人の男・ダーマードに何故か命を狙われるも、一旦和解。
彼の案内で公都へ戻ったティグルは、先に帰還していたエリザヴェータが、バーバ=ヤガーと決着を付けるべく1人で公都を飛び出してしまった事を知らされて…という、一難去ってまた一難展開です。
なかなか記憶が取り戻せず、シリアスな状況が続いて来ましたが、ティッタ&リムとの再会早々、ちゃっかりラッキースケベイベントを発生させてしまう辺り、間違いなくティグルさんですわーw
アニメ版でも下着姿を披露して話題のティッタですが、今回はブラもとれてナマチチ見えちゃってますぞヒャッハー!(落ち着け、俺w)
読者的には、ウルス=ティグルというのは自明の理なわけですが、当のティグルにとってはウルスという自分しか知らないわけで。
折角の再会も、むしろ思い出せずに重荷になってしまう様子が切なかったですが、このままウルスとしてご主人のエリザヴェータに仕え続けるのか、エレン達が望むティグルとしての記憶を探しながら生きていく道を選ぶべきなのか、彼の苦悩と決断の行方こそが、今巻最大の見所ですね。
エリザヴェータの見ている前だけではなく、彼女が居ないところでも、ウルスとして自分が為すべきことを考え続ける真摯な姿勢が好印象でした。
ラブコメ的には、ティグルの記憶が戻らないことにショックを受けつつも、現在の彼の状況に配慮するリムの優しさにグッと来てしまいましたが、表面上は冷静さを取り繕いつつも、内心では焦りと悲しみに気をもんでいる様子が伝わってきて、彼女がいかにティグルを大切に思っているのかが判って良かったです。
また、ティッタについては、もっと感情を高ぶらせてしまうのかと予想していましたが、彼の記憶が戻らない事を悲しむ気持ちよりも、生きて再会出来た事を喜ぶ気持ちのほうが勝っていた感じで心温まりましたね。
エレンの名代として捜索の旅を続けてきた彼女達ですが、わざわざここまで出向いた甲斐があって良かった良かった(´;ω;`)
また、何としてでもティグルを連れ帰りたいマスハス卿と、エリザヴェータの為にも出来ればこのままウルスを引き止めたいラザールとナウムの年輩組の駆け引きも、若者にはない味があって良かったですね。
特に、政治関係から戦闘まで幅広くこなすマスハス卿の名脇役ぶりは、益々磨きがかかった感じで頼もしい限り。
バトル的には、バーバ=ヤガーとのリベンジ戦がメインということで、人智を超えた力を持つ戦姫VSそのものずばり人外の魔物たちが繰り広げる激戦が見所。
直接的な力のぶつかり合い自体も驚異的でしたが、エリザヴェータの心の隙を的確に抉ってくる精神面での攻撃が((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ティグルが記憶の問題に翻弄されていた頃、エリザヴェータはエリザヴェータで自身の持つ力と向き合うことになったわけですが、物理的にも精神的にもいよいよ追い込まれてしまった彼女がふたたび立ち上がる事が出来るのかどうかハラハラさせられました。
エリザヴェータにとって一番の支えになったのは、ウルスだったのは疑う余地がないですが、ウルスとしてのティグルにとってエリザヴェータが支えであったのに負けず劣らず、本来のティグルにとって一番の支えであったのは、やはりエレンだったのだと判断すると、正妻戦争的にはエレンが大幅リードかしら(・∀・)ニヤニヤ
もちろん、エレンだけではなく、アルサス時代から支え続けてくれた領民やティッタ、ここまで触れ合ってきた戦姫達とのキズナなどなど、様々な想いを託されてきた英雄たる器を持つ彼だからこそ、歴史の大舞台へと返り咲くのは自然な流れに感じられますが、果たして結末やいかに?
魔弾の王と魔物たちとの関係にも掘り下げが入って、国家どころか世界そのものを揺らがせそうな勢いなので、このハイテンションのまま第三部を更に盛り上げていって欲しいです。
ちなみに、

同日発売された柳井伸彦先生によるコミカライズ版では、エリザヴェータが登場しはじめるエピソードが描かれているので見比べてみるのも一興かと♪
初めの頃は不倶戴天の敵!という雰囲気だった彼女が、ここまで魅力的なヒロインとして描かれるようになったのだと思うと感慨深いものがありました。
黒騎士ロランの屈指の名場面も収録されているのでオススメ(;゚∀゚)=3ムッハー
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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