ジョジョリオン7巻の感想レビュー（コミック）

集英社のジャンプコミックスから、『ジョジョリオン』（荒木飛呂彦先生原作）7巻が発売中ッ！です。
第３部のアニメが放映中ということで、自分を含め毎週テンション上がりまくっている方も多いのでは無いでしょうか？

表紙は、ヒロインズ（女装男子含むｗ）と定助＆憲助の記念撮影的な１枚。
憲助のスタンド“キング・ナッシング”の存在が目を惹きますね。
みんな仲良さそうですが、果たして敵か味方か…！？

お話的には、つるぎちゃんに軟禁状態となっている康穂を救うため、地下室へと進もうとした定助の前に、一家の大黒柱である憲助が立ちはだかるッ！
吉良吉影との関係や東方家に伝わる奇病について語り出し、定助の事を自分の息子同然に思っていると告げる憲助でしたが、話し込むふたりを狙って八木山夜露のスタンド攻撃が迫っていて…という追跡＆迎撃展開です。

それぞれが怪しさ爆発な東方家の皆さんですが、憲助の言っていることが全て本当なのだとしたら、保護者兼心強い味方として今後も協力して行けそうですね。
ただ、絶賛攻撃されまくり中なので、まずはそこを乗りきらないことには話が進まない罠。
つるぎちゃん自身は騙されているだけっぽいですし、夜露を再起不能にするなりして詳しい事情を聞き出せればお話が大きく進展しそうで楽しみです。

予想に反して近接攻撃タイプではなく、非力な遠隔操作型のスタンドだったキング・ナッシングですが、スタンド同士の相性が大きな意味を持つ本作においては、戦闘以外でも色々な活躍を見せてくれそうですし、憲助自身がなんらかの隠し球を持っている可能性もあると思うので期待(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ
それはともかく、女子高生の匂いが重要になって来るとかちょっとテンション上が（ｒｙ

基本的には家族を守るという覚悟の強さや、孫想いの人のいいお爺ちゃんな部分が描かれたので、今までの思わせぶりでどことなくいかがわしかった印象が改善された気がしますね。
ただ、憲助自身が良い人だとしても、東方家の他の誰かが黒幕、みたいな可能性もありますし、もう少し様子見は必要かも？

対する夜露のスタンドのほうは、上手く自分有利の状況を作れれば範囲内の複数相手でも最大級の効果を発揮できるタイプの能力みたいですし、敵に回すと一番厄介なタイプに思えますね。
ここからどうやって不利な状況を覆していくのか？が本作の見所だと思いますが、夜露本人の体質にも大きな秘密が隠されているとのことで、単純にスタンドを封じ込めてしまえばOKという感じでは無いのが興味深かったです。
夜露は吉良吉影の死に大きく関わっているようですし、見た目もイケメンなので何らかの理由があって敵対しているもののゆくゆくは仲間になるパターンだったりするのかしら？と思いつつ読み進めていますが、つるぎちゃんを騙して利用したり、康穂に危害を加えている時点で定助と憲助がプッツンしてしまう可能性も高そうかなとｗ

もう７巻目ですし、そろそろラスボスというか、絶対的な巨悪が出て来ても良い頃合いかと思いますが、複雑に絡まり合っている事件をひとつずつ解きほぐしていく事で、事件の大きな進展や新たな手がかりが見つかると良いですね。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。


荒木飛呂彦先生の公式サイト[JOJO.com]へはこちらから


にほんブログ村