IS＜インフィニット・ストラトス＞9巻の感想レビュー（ライトノベル）

オーバーラップ文庫のラノベ『IS＜インフィニット・ストラトス＞?』（弓弦イズル先生原作、ＣＨＯＣＯ先生イラスト）が発売中です。
表紙は、一周回った感じで箒。
魅力的なヒロインがてんこ盛りな本シリーズですが、やはりメインヒロインは彼女！という気がしますね。
二刀流カッコ良いすなぁ♪

お話的には、一夏を異性として意識し始めてしまった楯無会長の乙女心が迷走する中、学校中を巻き込んだ一夏と同じクラス＆相部屋になる権利をかけたヴァーサス・マッチ大運動会の火蓋が切って落とされるのだった…という展開です。
ヒロインズはもちろん、サブキャラやモブも含めて夥しい量のブルマイラスト！さながら“IS・春のブルマ祭！！”でござるぅ(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ

昔に比べるとヒロインズへの免疫も随分ついて余裕が出てきた一夏ですが、そこに天然ジゴロ的女たらし要素が合わさって、既に全ヒロイン完オチメロメロ状態と言っても過言ではないですね。
ISの扱いよりも女の子の扱いが上手くなってるとはこれ如何に？と羨ましくも妬ましい気持ちになってしまいますが、ヒロインズの幸せで蕩けそうな表情を見ていると、なんかもうごちそうさま＆皆でお幸せに！みたいな心持ちになってきますのうｗ

中でも一番骨抜き状態なのが、意外にもこれまで完全無欠なイメージの楯無会長だったわけですが、妹の簪並みに初々しく戸惑う様子にギャップ萌えしてしまいますね。
惚れた男にだけ見せる乙女な表情に、グッと来るものがありますわ。
頭の中では理性的にこのままじゃダメだと思いつつも、愛されたいという本能の赴くままモーションをかける楯無会長がとてもいじらしくてカワイイの一言。
姉さん女房とかも大いにアリですな！

お当番回の楯無会長やいつものヒロインズだけでなく、ほとんど全部の女学生から引っ張りだこな一夏ですが、そこはISを学ぶ学園らしく、運動会でも生身だけでなくISを使ったオリジナル競技なんかもあって各ヒロインを代表としたチーム戦で盛り上がりました。
実戦ではないのであくまで和気あいあいとしたものでしたが、普通の運動会には無い派手な演出とお色気要素でテンション上がりますねｗ
ブルマを履いた女の子だらけの騎馬戦とか、下着見えまくりのコスプレ生着替え走とか、現実世界でも是非採用すべき！（正座）
放熱効果を上げるためにブルマの面積を減らすとか、運動ストレスの負荷を分散させるためにISスーツの股の部分に切れ込み入れるとか、なにこの頭おかしい神設定…いいぞ、もっとや（ｒｙ
ブルマや体操服そのものもエロくて素晴らしいですが、そこからはみ出る下着のチラリズムがまた格別ですのう(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ
細かいところまでＣＨＯＣＯ先生描き混み過ぎィ！

ヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ(´∀｀*)ｳﾌﾌとドタバタやっているだけでも十分ISらしさが感じられるのはそれだけ各ヒロインの性格や魅力が根付いているからこそだと思いますし、バリバリのラブ寄せ回なのでほとんど全部のページを（・∀・）ﾆﾔﾆﾔしながら読み進められると思います。
ラブコメパートについては、シリーズ屈指の甘々ぶりなのでファン必見かと。
ただ、シリアスパートというか、亡国機業や束＆マドカとの戦いについては、分量的にかなりおあずけ感がある状態なので、個人的にはそっちをもっと読ませて頂きたいところですね。
既刊の新装版も出揃いましたし、ワールド・パージ編のアニメ化も進行中ということで、このままハイペースで原作ストックを増やす→TVアニメ3期まで駆け抜けて欲しいなと。
今後もオーバーラップ文庫の顔役として、レーベルを盛り立てていって欲しいですね。

ファンの方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

IS＜インフィニット・ストラトス＞2 Promotional Movie