電撃文庫のラノベ、『ソードアート・オンライン プログレッシブ2』(川原礫先生原作、abec先生イラスト)が発売中です。
表紙は、キリトと新キャラのキズメル。
綺麗なおねーさんは好きですか?→大好きです!な人には堪らない、貴重な年上美人さん枠(゚∀゚)キタコレ!!
カフェオレ色の肌とエルフ耳がいかにもファンタジー!という感じで神秘的ですね。
お話的には、前巻ラスト直後、3層に入ったところからスタート。
1層、2層とは違って、大きなキャンペーンクエストが開始される事が特徴的な3層に、引き続きアスナとのコンビで挑むことになったキリトさん。
βテスト時代の知識を生かして、誰よりも早くキャンペーンの最初の関門となるキークエストのイベントバトルに突入することに成功したものの、アスナの獅子奮迅の活躍によって本来なら“戦闘中に確実に死んでしまうはず”の女性騎士・キズメルを生かしたままバトルに勝利してしまう予想外の事態に…という展開です。
ゲーム内でのプレイヤー同士の絆やぶつかり合いといった人間関係が描かれるのが特徴的な本シリーズですが、まるで本当の人間のように多彩な表情や受け答えを見せるキズメルの存在に驚きつつも、彼女を単なるNPCではなく、大切な仲間として交流を深めていくキリトとアスナ達の様子に心温まりました。
アリシゼーション編での、純粋な人間ではないユージオ達を受け入れどうにか彼らの世界を守ろうとするキリトの活躍が記憶に新しいですが、その考え方の土台というべきものは、この頃の経験から少しずつ形作られていったものだったのかもしれませんね。
RPGで演出的に挿入されるいわゆる“絶対に勝てないイベントバトル”の存在はご存じの方も多いと思いますが、そうとは知らない初回はともかく、2回目以降は無理に抵抗せずわざと手を抜いてやられるのを待つほうが効率的とも言えるわけで、そんな中、強くてニューゲームでもないのに死ぬはずのキャラが死なないという状況にはドキドキさせられても仕方ないでしょうね。
知らず知らずのうちに“そういうもの”として受け入れてしまっているクエスト進行上不可避なNPCの死ですが、デス・ゲームと化したSAO世界で暮らす中、たとえNPCであっても無意味に誰も死なせたくないと意識し始めるキリトの精神的な成長は、今巻の大きな見どころかと。
意外なことwに、キリトさんに惚れて即ハーレム要員に!とはならないキズメルですが、ロイヤルガードらしい高い戦闘力と黒エルフならではの森林踏破能力でキリト達をサポートしてくれる超頼り甲斐のあるおねーさまっぷりが(・∀・)ニヤニヤでした。
やや天然ながら義理堅さと穏やかな包容力を持った大人の女性らしい魅力に癒やされましたね。
個人的には、ドラクエ5で幼年期の序盤にパパスが一緒に冒険してくれてる時ぐらいの安心感がw
実際、アスナとともにキリトのピンチに駆けつけてくれるシーンなんかも見られてテンション上がりました(;゚∀゚)=3ムッハー
バトル的には、3層ボスよりもむしろ、クエスト攻略中の細かい雑魚戦がたくさん挟まっているような印象でしたが、めきめきと才能を開花させるアスナとのコンビネーション攻撃がより洗練されていく様子が描かれていて良かったと思います。
本編では最初から息のあった連携を見せるふたりですが、こういう下積みがあったからこその阿吽の呼吸だったんだなと思うと納得ですね。
個人的には、もっと離ればなれになる機会も増えてくるのではないかと思っていたのですが、常にツーマンセルなバディ状態と言っても過言ではなく、口では頑なに付き合っていないと否定しながらも、事実上のおしどり夫婦っぷりが微笑ましかったです。
キズメルを始めとした他のヒロインとの絡みにも、ちょくちょく嫉妬の炎を燃やしてしまうアスナさん、マジ恋する乙女♪
というか、新武器ゲットイベントの効果もありますが、今巻に関しては、「キリトさん、マジパネェっす!」のお株を奪う「アスナさん、マジパネェっす!」な場面が多くて(・∀・)ニヤニヤでした。
正義感強すぎィ!
ディアベル亡き後、攻略組の中核を担うキバオウとリンドがそれぞれギルドを立ち上げた事で、ビーターとなったキリトを取り巻く環境も更に複雑になって来たわけですが、彼らとの確執とは別に、アインクラッド全体にPKの脅威を蔓延させるべく暗躍する謎の人物達の存在が浮かび上がってくるのも見逃せませんね。
彼らが後々、例の集団になってくるのかもしれませんし、今後もその経緯には注目していきたいと思います。
キリト達クリア組が死ぬ事は無いと頭では判っていても、悪意によって絶体絶命な状況へと追い込まれる流れにはドキドキさせられましたし、逆にプログレッシブで初登場のキャラについてはいつ死んでしまってもおかしくないとも言えるわけで、やはりデス・ゲームの恐ろしさは今も続いている感じですね。
まあ、キリトとアスナのイチャラブっぷりは相変わらず壁ドンものですし、ふたりとも、皆で生きてこのゲームをクリアするんだ!という前向きな意志を持っているので、全体的に明るいシナリオ運びになっている分、悲壮感は少なめ。
戦闘ルールの細かな掘り下げや、アインクラッドという世界観や成り立ちについても補足が入っているので、シリーズファン必見かと。
ドラクエ10やFF14といったオンラインRPGも最近人気ですし、それ系のゲームをプレイ中の方なら更に楽しめると思うのでオススメ。
今後のキャンペーンがどう進んでいくのか、続きが待ち遠しいですね。
年1回とは言わず、どんどん描かれていくと良いなぁ(*´∀`*)ポワワ
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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表紙は、キリトと新キャラのキズメル。
綺麗なおねーさんは好きですか?→大好きです!な人には堪らない、貴重な年上美人さん枠(゚∀゚)キタコレ!!
カフェオレ色の肌とエルフ耳がいかにもファンタジー!という感じで神秘的ですね。
お話的には、前巻ラスト直後、3層に入ったところからスタート。
1層、2層とは違って、大きなキャンペーンクエストが開始される事が特徴的な3層に、引き続きアスナとのコンビで挑むことになったキリトさん。
βテスト時代の知識を生かして、誰よりも早くキャンペーンの最初の関門となるキークエストのイベントバトルに突入することに成功したものの、アスナの獅子奮迅の活躍によって本来なら“戦闘中に確実に死んでしまうはず”の女性騎士・キズメルを生かしたままバトルに勝利してしまう予想外の事態に…という展開です。
ゲーム内でのプレイヤー同士の絆やぶつかり合いといった人間関係が描かれるのが特徴的な本シリーズですが、まるで本当の人間のように多彩な表情や受け答えを見せるキズメルの存在に驚きつつも、彼女を単なるNPCではなく、大切な仲間として交流を深めていくキリトとアスナ達の様子に心温まりました。
アリシゼーション編での、純粋な人間ではないユージオ達を受け入れどうにか彼らの世界を守ろうとするキリトの活躍が記憶に新しいですが、その考え方の土台というべきものは、この頃の経験から少しずつ形作られていったものだったのかもしれませんね。
RPGで演出的に挿入されるいわゆる“絶対に勝てないイベントバトル”の存在はご存じの方も多いと思いますが、そうとは知らない初回はともかく、2回目以降は無理に抵抗せずわざと手を抜いてやられるのを待つほうが効率的とも言えるわけで、そんな中、強くてニューゲームでもないのに死ぬはずのキャラが死なないという状況にはドキドキさせられても仕方ないでしょうね。
知らず知らずのうちに“そういうもの”として受け入れてしまっているクエスト進行上不可避なNPCの死ですが、デス・ゲームと化したSAO世界で暮らす中、たとえNPCであっても無意味に誰も死なせたくないと意識し始めるキリトの精神的な成長は、今巻の大きな見どころかと。
意外なことwに、キリトさんに惚れて即ハーレム要員に!とはならないキズメルですが、ロイヤルガードらしい高い戦闘力と黒エルフならではの森林踏破能力でキリト達をサポートしてくれる超頼り甲斐のあるおねーさまっぷりが(・∀・)ニヤニヤでした。
やや天然ながら義理堅さと穏やかな包容力を持った大人の女性らしい魅力に癒やされましたね。
個人的には、ドラクエ5で幼年期の序盤にパパスが一緒に冒険してくれてる時ぐらいの安心感がw
実際、アスナとともにキリトのピンチに駆けつけてくれるシーンなんかも見られてテンション上がりました(;゚∀゚)=3ムッハー
バトル的には、3層ボスよりもむしろ、クエスト攻略中の細かい雑魚戦がたくさん挟まっているような印象でしたが、めきめきと才能を開花させるアスナとのコンビネーション攻撃がより洗練されていく様子が描かれていて良かったと思います。
本編では最初から息のあった連携を見せるふたりですが、こういう下積みがあったからこその阿吽の呼吸だったんだなと思うと納得ですね。
個人的には、もっと離ればなれになる機会も増えてくるのではないかと思っていたのですが、常にツーマンセルなバディ状態と言っても過言ではなく、口では頑なに付き合っていないと否定しながらも、事実上のおしどり夫婦っぷりが微笑ましかったです。
キズメルを始めとした他のヒロインとの絡みにも、ちょくちょく嫉妬の炎を燃やしてしまうアスナさん、マジ恋する乙女♪
というか、新武器ゲットイベントの効果もありますが、今巻に関しては、「キリトさん、マジパネェっす!」のお株を奪う「アスナさん、マジパネェっす!」な場面が多くて(・∀・)ニヤニヤでした。
正義感強すぎィ!
ディアベル亡き後、攻略組の中核を担うキバオウとリンドがそれぞれギルドを立ち上げた事で、ビーターとなったキリトを取り巻く環境も更に複雑になって来たわけですが、彼らとの確執とは別に、アインクラッド全体にPKの脅威を蔓延させるべく暗躍する謎の人物達の存在が浮かび上がってくるのも見逃せませんね。
彼らが後々、例の集団になってくるのかもしれませんし、今後もその経緯には注目していきたいと思います。
キリト達クリア組が死ぬ事は無いと頭では判っていても、悪意によって絶体絶命な状況へと追い込まれる流れにはドキドキさせられましたし、逆にプログレッシブで初登場のキャラについてはいつ死んでしまってもおかしくないとも言えるわけで、やはりデス・ゲームの恐ろしさは今も続いている感じですね。
まあ、キリトとアスナのイチャラブっぷりは相変わらず壁ドンものですし、ふたりとも、皆で生きてこのゲームをクリアするんだ!という前向きな意志を持っているので、全体的に明るいシナリオ運びになっている分、悲壮感は少なめ。
戦闘ルールの細かな掘り下げや、アインクラッドという世界観や成り立ちについても補足が入っているので、シリーズファン必見かと。
ドラクエ10やFF14といったオンラインRPGも最近人気ですし、それ系のゲームをプレイ中の方なら更に楽しめると思うのでオススメ。
今後のキャンペーンがどう進んでいくのか、続きが待ち遠しいですね。
年1回とは言わず、どんどん描かれていくと良いなぁ(*´∀`*)ポワワ
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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