角川スニーカー文庫のラノベ、『俺の教室(クラス)にハルヒはいない』(新井輝先生原作、こじこじ先生イラスト)が発売中です。
表紙は、カスガとアスカのWヒロインコンビ。
かたや幼なじみで巨乳な声優志望、かたや出会ったばかりで貧乳の現役アイドル声優というこのふたり、どちらを選ぶか悩ましいですのう(*´∀`*)ポワワ
お話的には、最近疎遠になり気味だった幼なじみのカスガから、実は声優養成所に通っていた事を告げられ、驚きつつも彼女を応援することを約束した主人公のユウが、ひょんなことから人気アニメ脚本家の女性・マコトさんと知り合い、今まであまり興味のなかったオタク文化に触れていくことに。
彼女の知人である現役声優・アスカとの出会いがユウにもたらしたものとは…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
“谷川流先生公認で、あの涼宮ハルヒの名前を冠したラノベが出る!”というだけでも十分な話題性がありましたし、内容云々に関わらず手にとってみようかな?と思ったのは自分以外にもたくさんいらっしゃるのではないかと。
教室の一番後ろの席(作品内でハルヒが座っているはずの席)のクラスメイトがずっと欠席状態であることが、本作のタイトルとも絡んだギミックになっているわけですが、特に涼宮ハルヒの憂鬱シリーズの深い知識が必要となる場面は無いので、原作を未読の方でも楽しめる内容に仕上がっているかと。
もっとも、この作品に興味が出る時点である程度のハルヒ関連知識をお持ちの方がほとんどだと思いますがw
オタクネタに関しては、アニメや特撮、声優さんに関するものが実名で出て来るので、知っている人ならより(・∀・)ニヤニヤ出来るかと思います。
特に、ガンダムUCと水樹奈々さんが好きな人はテンション上がるかとw
丁度UCの1話が劇場公開され、水樹奈々さんが紅白に出場していないぐらいのチョイ過去が舞台になっている設定が印象的でしたが、オタクとしての反応の仕方や作品に対する熱意の込め方といった部分がとても自然で、当時のオタ界隈の空気感が上手く再現されていて良かったです。
もっとハルヒネタオンリーでゴリ押ししてくると思っていたので予想外でしたが、あまりラブコメラブコメせずに、サブカル日常もの要素が程よく織り交ぜられているのでサクサク読み進めることが出来ました。
というか、カスガをはじめ、元から美少女が周りにいた上、更に他の女性とお近付きに…というだけでもキョンとは違ったリア充ぶりなユウですが、その流され体質でがっつかない性格は予想外に女性ウケが良いご様子。
本人が高校生男子とは思えないほど色恋沙汰に興味が無いのとは対称的に、ヒロインズ同士の恋の鞘当ては静かに始まっているあたり無駄にリアルですのうw
初対面時から敏感にユウへの恋心を感じ取って、何食わぬ顔で牽制しあうとか、これは今後のドロドロ三角以上関係が楽しみですのう(;゚∀゚)=3ムッハー
ぶっちゃけ、カスガがユウの事を以前から好きなのは傍目に明らかですし、終盤にほとんど告白も同然なイベントまであって、早くくっついちゃいなYO!という感じなのですが、ユウ自身がカスガと恋人関係になることは無いだろうと、照れや恥ずかしさもなく自然体で考えているのが大きなポイントとなって来そうです。
改めてカスガに惹かれていく事になるのか、そんなユウの態度を見て他のヒロインがじゃあ私が恋人に立候補!となるのか、なかなか先が読めなくて楽しみ。
人物紹介や、関係構築までを丁寧に描いている分、もうひとりのヒロインであるアスカの登場はかなり遅い印象でしたが、キツめな第一印象とは一転、驚くほど可愛らしい振る舞いが多くて、一気に美味しいところを持っていくのがまた(・∀・)ニヤニヤでした。
本命カスガに、ボーイッシュな清澄がどう絡んでくるのかな?位に考えていたところから、一瞬で“ありゃ、これはアスカさん一択ですか?”ぐらいのインパクトがありましたね。
オチも期待通りでしたし、やはりこちらが本命かしら?
というか、最後に重い2択を投げながら引いていくとか、焦らしプレイにもほどがあるw
ヒロインズの容姿や性格がハルヒと似ている、みたいな事もなく、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が出て来るわけでもない本作がスポットを当てているのは、それら異端の存在ではなく、ハルヒがバッサリ切り捨てた“ただの人間”だったわけですが、今後のメインはラブコメと、それに並行して描かれる、チャンスを掴みかけているカスガと既にデビュー済みで人気のアスカが声優界でどう戦っていくのか?という部分になりそうですね。
行動や言動はともかく、精神的には真面目なキャラが多い印象だっただけに、キャッキャウフフよりも某ホワイトアルバムさながらのシリアスで修羅場ありなラブコメに発展しそうな予感がしますが、果たして?
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、カスガとアスカのWヒロインコンビ。
かたや幼なじみで巨乳な声優志望、かたや出会ったばかりで貧乳の現役アイドル声優というこのふたり、どちらを選ぶか悩ましいですのう(*´∀`*)ポワワ
お話的には、最近疎遠になり気味だった幼なじみのカスガから、実は声優養成所に通っていた事を告げられ、驚きつつも彼女を応援することを約束した主人公のユウが、ひょんなことから人気アニメ脚本家の女性・マコトさんと知り合い、今まであまり興味のなかったオタク文化に触れていくことに。
彼女の知人である現役声優・アスカとの出会いがユウにもたらしたものとは…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
“谷川流先生公認で、あの涼宮ハルヒの名前を冠したラノベが出る!”というだけでも十分な話題性がありましたし、内容云々に関わらず手にとってみようかな?と思ったのは自分以外にもたくさんいらっしゃるのではないかと。
教室の一番後ろの席(作品内でハルヒが座っているはずの席)のクラスメイトがずっと欠席状態であることが、本作のタイトルとも絡んだギミックになっているわけですが、特に涼宮ハルヒの憂鬱シリーズの深い知識が必要となる場面は無いので、原作を未読の方でも楽しめる内容に仕上がっているかと。
もっとも、この作品に興味が出る時点である程度のハルヒ関連知識をお持ちの方がほとんどだと思いますがw
オタクネタに関しては、アニメや特撮、声優さんに関するものが実名で出て来るので、知っている人ならより(・∀・)ニヤニヤ出来るかと思います。
特に、ガンダムUCと水樹奈々さんが好きな人はテンション上がるかとw
丁度UCの1話が劇場公開され、水樹奈々さんが紅白に出場していないぐらいのチョイ過去が舞台になっている設定が印象的でしたが、オタクとしての反応の仕方や作品に対する熱意の込め方といった部分がとても自然で、当時のオタ界隈の空気感が上手く再現されていて良かったです。
もっとハルヒネタオンリーでゴリ押ししてくると思っていたので予想外でしたが、あまりラブコメラブコメせずに、サブカル日常もの要素が程よく織り交ぜられているのでサクサク読み進めることが出来ました。
というか、カスガをはじめ、元から美少女が周りにいた上、更に他の女性とお近付きに…というだけでもキョンとは違ったリア充ぶりなユウですが、その流され体質でがっつかない性格は予想外に女性ウケが良いご様子。
本人が高校生男子とは思えないほど色恋沙汰に興味が無いのとは対称的に、ヒロインズ同士の恋の鞘当ては静かに始まっているあたり無駄にリアルですのうw
初対面時から敏感にユウへの恋心を感じ取って、何食わぬ顔で牽制しあうとか、これは今後のドロドロ三角以上関係が楽しみですのう(;゚∀゚)=3ムッハー
ぶっちゃけ、カスガがユウの事を以前から好きなのは傍目に明らかですし、終盤にほとんど告白も同然なイベントまであって、早くくっついちゃいなYO!という感じなのですが、ユウ自身がカスガと恋人関係になることは無いだろうと、照れや恥ずかしさもなく自然体で考えているのが大きなポイントとなって来そうです。
改めてカスガに惹かれていく事になるのか、そんなユウの態度を見て他のヒロインがじゃあ私が恋人に立候補!となるのか、なかなか先が読めなくて楽しみ。
人物紹介や、関係構築までを丁寧に描いている分、もうひとりのヒロインであるアスカの登場はかなり遅い印象でしたが、キツめな第一印象とは一転、驚くほど可愛らしい振る舞いが多くて、一気に美味しいところを持っていくのがまた(・∀・)ニヤニヤでした。
本命カスガに、ボーイッシュな清澄がどう絡んでくるのかな?位に考えていたところから、一瞬で“ありゃ、これはアスカさん一択ですか?”ぐらいのインパクトがありましたね。
オチも期待通りでしたし、やはりこちらが本命かしら?
というか、最後に重い2択を投げながら引いていくとか、焦らしプレイにもほどがあるw
ヒロインズの容姿や性格がハルヒと似ている、みたいな事もなく、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が出て来るわけでもない本作がスポットを当てているのは、それら異端の存在ではなく、ハルヒがバッサリ切り捨てた“ただの人間”だったわけですが、今後のメインはラブコメと、それに並行して描かれる、チャンスを掴みかけているカスガと既にデビュー済みで人気のアスカが声優界でどう戦っていくのか?という部分になりそうですね。
行動や言動はともかく、精神的には真面目なキャラが多い印象だっただけに、キャッキャウフフよりも某ホワイトアルバムさながらのシリアスで修羅場ありなラブコメに発展しそうな予感がしますが、果たして?
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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