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Channel: gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)
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魔法科高校の劣等生11巻の感想レビュー(ライトノベル)

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電撃文庫のラノベ、『魔法科高校の劣等生(11) 来訪者編<下>』(佐島勤先生原作、石田可奈先生イラスト)が発売中です。
表紙は、真剣な表情の達也とリーナ。
来訪者編を締めくくるに相応しいイラストから、緊張感が伝わってきますね。

お話的には、シリウス=リーナとの直接対決から間を置かず、ピクシーによってもたらされた異次元からの来訪者=パラサイトの情報を元に、退治作戦を敢行する達也達でしたが、そこに大人たちの思惑が複雑に絡みついてきて…という大混戦展開です。

直接的な戦闘については、やはり達也を止められる者は存在しないのねwという感じで無双状態なわけですが、裏で暗躍する十師族同士の政治的な駆け引きが巧妙かつ狡猾に介入しようとしてくるので、油断も隙も無かった件。
映画なんかでもよく取り上げられるイメージのいわゆる諜報機関やら工作員やらですが、勧善懲悪とか全く無関係に、ただ自分の勢力の利益を得るために得物を狙ったり邪魔者を排除したりする様子が生々しく描かれていて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そもそも、一介の高校生がそういった暗部組織とドンパチをやらかすというシチュエーション自体が、本来起こり得ないわけですが、達也に限らず、登場キャラの大半がいずれかの勢力に属していることが多い作品なので、結構みんな場慣れしているのが面白いところですね。

特に、エリカやレオ、幹比古といったあたりは、達也と修羅場をくぐり抜けて来たこともあって肝の座り方が半端無くて頼もしい限り♪
達也自身が交友関係を広げ(というか、彼の実力を目の当たりにした人間が虜になってしまいw)、自らの派閥めいたものを作リ上げていくのは、今後、彼が自由を手に入れる為の布石となってくるんでしょうね。
類は友を呼ぶという感じですが、思いもよらないトラブルに巻き込まれつつも、それを力でねじ伏せてしまえるのが達也と仲間達なので、危険度が高い割にはまだまだ安心&勝利の爽快感がありますねw
戦闘力だけならともかく、若い彼らと、既に体制が確立している大人組との間では、まだ大人組に一日の長がありますが、成長の早さもまた著しい分、ゆくゆくは相手を出し抜ける日も近そうかしら。

普通の人間相手とは勝手が異なる事もあり、まずは情報収集が重要視されたパラサイト戦ですが、事情が判れば当然のように対策を整えて脅威を排除する達也なだけに、期待通りの迅速な対応を見せてくれたので良かったと思います。
もう10巻以上続いているシリーズなのに、全く実力の底が見えないのが達也の恐ろしいところですが、そんな達也ですら慎重にならざるを得ない四葉真夜((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
今回も、暗躍というには大胆すぎるほどの介入っぷりでしたが、深雪の今後の身の振り方等の事情も考えると、まだまだ本格的に事を構えるのは早計っぽいですね。
学生生活が終わってしまえば、深雪も達也以外の男性と政略結婚させられそうな流れでしたが、釣り合いそうな相手も居なければ、そもそも達也以外眼中に無い彼女なので、早く達也が四葉家とのしがらみを抜けだして、白馬の王子様よろしく深雪を迎えに来てくれるような展開になると良いですのう(*´∀`*)ポワワ

さて、イベント的にも出番的にも圧倒的なヒロイン力を見せつける深雪の足場は崩れそうにないですが、ピクシーの一件で積極性が増したほのかと言い、ラブ的な意味はともかく、生き方のヒントを提示されたことで少し吹っ切れたリーナといい、自動的にハーレムフラグが積み上がっていっているのは羨ましい限り。
前巻ほど押せ押せラブ寄せムードでは無かったですが、彼女達の中では色々と画期的、革新的な変化があったようで何よりでした。
個人的に押している真由美さんが卒業&二年生編では思わぬ新ヒロインが複数登場ということで出番が減りそうなのが心苦しいところですが、予想以上に達也に対する想いが深そうな雰囲気なのでテンション上がった件(;゚∀゚)=3ムッハー
姉妹揃って美味しく頂きたいところですなw


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


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