電撃文庫のラノベ、『ソードアート・オンライン13 アリシゼーション・ディバイディング』(川原礫先生原作、abec先生イラスト)が発売中です。
表紙は、キリトとアリス・シンセシス・サーティのコンビ。
お互いに背中を預け合う姿が様になっていますね。
これはアスナが見たら嫉妬するでぇw
お話的には、アリスと共にカセドラルの外へと吹っ飛ばされたキリトの身を案じつつも、単身、上を目指して進み続けるユージオの前に、“最古にして最強の整合騎士”ベルクーリ・シンセシス・ワンが立ちはだかる!
一方その頃、なんとか一命を取り留めつつも塔の外壁で身動きが取れなくなっていたキリトは、アリスと一時休戦。
外側から塔をよじ登りつつ、ユージオとの合流を目指す…という、サブタイトル通りの「分断」展開です。
幼い頃から物語でその勇名を聞き、憧れの存在であったベルクーリと対峙するユージオの心境は複雑の極みだったと思いますが、アリスを想い、アインクラッド流剣術の腕を磨き続けてきた彼が、世界最強であるベルクーリの強さを上回れるのかどうか?は今巻最大の見所かと。
どちらかと言えば、切り込み役のキリトの後ろからそれをサポートする事が多かったユージオですが、ひとりになってしまっても闘志を失わず、決然と強敵に立ち向かっていく姿がとても格好良かったです。
また、それに対するベルクーリが、自身の剣の腕前に絶対的な自信を持ちつつも慢心せず、真っ向勝負を挑んでくるタイプのキャラクターだったことも好印象でした。
圧倒的な強さを持つ敵に対し、持てる力の全てを振り絞って立ち向かっていくというシチュエーション自体にシビレますし、いよいよラスボスの直前まで来たなぁ!という雰囲気にテンションが上がりました(;゚∀゚)=3ムッハー
なぜかお風呂場で密着する美少年とナイスミドルの姿が別の意味で胸熱だったりなかったりw
そんな死闘を繰り広げるユージオとは対称的に、キリトとアリスがイチャイチャしまくりだった件(裏表紙のRISOUとGENJITSUのイラストがツボすぎるw)。
記憶を封じられ、完全に敵方についていたアリスだったので、ラスボスを倒すまではデレないのかなぁと思っていたのですが…リアルタワーをよじ登りながらフラグタワーも建てていくとは、さすがは一級フラグ建築士のキリトさんやでぇw
ユージオがひたすら本来のアリスとの再会を望んでいるのに対し、上書きされた人格であるアリス・シンセシス・サーティに対して気遣いを見せているのが、人間よりも人間らしい感情を見せるフラクトライトという存在に対して色々と思うところのあるキリトらしかったかと。
サーティの人格はひたすらツンなのかと思っていただけに、今回、彼女が様々な感情を見せてくれたのは微笑ましくて良かったですね。
これはなんとかラスボス撃破後に本来のアリスと別枠で助けてあげてほしいところですが…果たして?
いよいよイラストでもご登場のラスボス=アドミニストレーターさんの美人っぷりに(・∀・)ニヤニヤしたり、典型的な悪役新キャラの登場に(# ゚Д゚) ムッカーしたりしながらも、一気に核心部分へと突き進んでいく今巻は、クライマックス直前に相応しい盛り上がりでファン必見かと。
ユージオとアリスの特異性も際立ってきましたし、異邦人であるキリトがどこまで彼らの世界に介入することが出来るのか、ラストバトルが待ち遠しいですね。
ユージオが最後にどうなってしまうのか?という最大のオチについては、予告やあらすじ、カラー口絵の段階でほぼネタバレしていたわけですが、そこまでの経緯で彼の内心が丁寧に綴られていたので読み応えがあり、説得力も高かったです。
塔の内と外に分断されただけではなく、もうひとつの意味でも分断・分岐されてしまったユージオとキリト。
次巻ではどんな激闘が繰り広げられるのか、目が離せませんね。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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表紙は、キリトとアリス・シンセシス・サーティのコンビ。
お互いに背中を預け合う姿が様になっていますね。
これはアスナが見たら嫉妬するでぇw
お話的には、アリスと共にカセドラルの外へと吹っ飛ばされたキリトの身を案じつつも、単身、上を目指して進み続けるユージオの前に、“最古にして最強の整合騎士”ベルクーリ・シンセシス・ワンが立ちはだかる!
一方その頃、なんとか一命を取り留めつつも塔の外壁で身動きが取れなくなっていたキリトは、アリスと一時休戦。
外側から塔をよじ登りつつ、ユージオとの合流を目指す…という、サブタイトル通りの「分断」展開です。
幼い頃から物語でその勇名を聞き、憧れの存在であったベルクーリと対峙するユージオの心境は複雑の極みだったと思いますが、アリスを想い、アインクラッド流剣術の腕を磨き続けてきた彼が、世界最強であるベルクーリの強さを上回れるのかどうか?は今巻最大の見所かと。
どちらかと言えば、切り込み役のキリトの後ろからそれをサポートする事が多かったユージオですが、ひとりになってしまっても闘志を失わず、決然と強敵に立ち向かっていく姿がとても格好良かったです。
また、それに対するベルクーリが、自身の剣の腕前に絶対的な自信を持ちつつも慢心せず、真っ向勝負を挑んでくるタイプのキャラクターだったことも好印象でした。
圧倒的な強さを持つ敵に対し、持てる力の全てを振り絞って立ち向かっていくというシチュエーション自体にシビレますし、いよいよラスボスの直前まで来たなぁ!という雰囲気にテンションが上がりました(;゚∀゚)=3ムッハー
なぜかお風呂場で密着する美少年とナイスミドルの姿が別の意味で胸熱だったりなかったりw
そんな死闘を繰り広げるユージオとは対称的に、キリトとアリスがイチャイチャしまくりだった件(裏表紙のRISOUとGENJITSUのイラストがツボすぎるw)。
記憶を封じられ、完全に敵方についていたアリスだったので、ラスボスを倒すまではデレないのかなぁと思っていたのですが…リアルタワーをよじ登りながらフラグタワーも建てていくとは、さすがは一級フラグ建築士のキリトさんやでぇw
ユージオがひたすら本来のアリスとの再会を望んでいるのに対し、上書きされた人格であるアリス・シンセシス・サーティに対して気遣いを見せているのが、人間よりも人間らしい感情を見せるフラクトライトという存在に対して色々と思うところのあるキリトらしかったかと。
サーティの人格はひたすらツンなのかと思っていただけに、今回、彼女が様々な感情を見せてくれたのは微笑ましくて良かったですね。
これはなんとかラスボス撃破後に本来のアリスと別枠で助けてあげてほしいところですが…果たして?
いよいよイラストでもご登場のラスボス=アドミニストレーターさんの美人っぷりに(・∀・)ニヤニヤしたり、典型的な悪役新キャラの登場に(# ゚Д゚) ムッカーしたりしながらも、一気に核心部分へと突き進んでいく今巻は、クライマックス直前に相応しい盛り上がりでファン必見かと。
ユージオとアリスの特異性も際立ってきましたし、異邦人であるキリトがどこまで彼らの世界に介入することが出来るのか、ラストバトルが待ち遠しいですね。
ユージオが最後にどうなってしまうのか?という最大のオチについては、予告やあらすじ、カラー口絵の段階でほぼネタバレしていたわけですが、そこまでの経緯で彼の内心が丁寧に綴られていたので読み応えがあり、説得力も高かったです。
塔の内と外に分断されただけではなく、もうひとつの意味でも分断・分岐されてしまったユージオとキリト。
次巻ではどんな激闘が繰り広げられるのか、目が離せませんね。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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