ガガガ文庫のラノベ、『とある飛空士への誓約3』(犬村小六先生原作、森沢晴行先生イラスト)が発売中です。
恋歌のアニメ化発表おめでとうございます(∩´∀`)∩ワーイ
スタッフさんの発表で益々話題になっている感もありますし、これを期に飛空士シリーズまとめ読みもオススメしたいところですね。
表紙は、いつになくシリアスな表情の清顕と、物憂げな表情のミオ。
流石に全裸エロスエロス!…とか言える雰囲気じゃないわけですが、前巻表紙の太陽のような笑顔は戻ってこないのかと思うと切ないものが(´;ω;`)ブワッ
※間接的なネタバレもイヤという方は、2巻までの内容を先に読むのをオススメ。
お話的には、とある事情で清顕達から距離をおくようになったミオとのすれ違いが続いて悶々とする一行でしたが、そうこうしている間に月日は流れ、バルタザールとかぐらの卒業式の日が訪れて…という展開です。
あいかわらずミオの様子からぎこちなさはとれず、うまく距離感がとれずに悩んでいた清顕でしたが、その一方、イリアと共に何度も戦闘演習を繰り返していく内に、少しずつ彼女への理解を深め、戦友としてだけではなく、異性としても意識しだす様に…という流れが丁寧に描かれ、三角関係の行方にハラハラさせられました。
ミオの事情を知っている読者的には、そこでフラフラ〜っとイリアに惹かれていってしまう清顕を見ておいおいおい!とツッコミを入れたくなってしまうわけですが、理由も言わずに自分を避けようとする女の子より、同じ道を進んで長い時間を切磋琢磨する女の子のほうが大切に思えてしまうのはある意味自然な流れでしょうね。
付き合い始めのカップル的初々しさ満開のデートが(・∀・)ニヤニヤでした♪
前巻では描かれていなかった、ミオが今の状況へと追いやられてしまう直接の原因となったイベントが冒頭に描かれたことで、前巻ラストの鮮烈な引きが綺麗に消化&昇華されたのも良かったですね。
ぶっちゃけ、ミオ自身の落ち度は何も無い分、余計に彼女の不憫さが際立つわけですが、そんな彼女の心情すら、利用する側にとっては完全に予測の範囲内だったりするあたり容赦無いっすわw
というか、新キャラのゼノンさん、冷酷というより性悪でかなりイヤらしいキャラになっていて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
あまり前面に出てこないポジションなだけに、正攻法では倒せそうにないですが、果たして?
逆に、任務のためならなんでもするぜ!なはずのハチドリについては、むしろなんだかんだ言って仲間に対して情が移りまくっている感がありましたね。
お前じゃなくて、任務のためだから!と、ある意味ツンデレっぽい行動ぶりでしたが、ここからどんな感じに変化していくのか楽しみ。
終盤のイベントは、かなりヒントとなる言動も多かったと思うので、そろそろ仲間たちにも正体バレしてしまうのではないかという気もしますが、事態が大きく動いた後なだけに、次は何を標的にするつもりなのか気になるところです。
空戦関連では、イリアが新たな空戦技に目覚めかけたりと、将来が楽しみなイベントも盛り込まれていましたが、ウラノス側の空の王・カーナシオンとの因縁が生まれたことで、頂上争いは更に熾烈化しそうですね。
個人的には、某海猫さんにも絡んできて欲しいところですが、親子2代の誇りを懸けて空を飛び続ける清顕&イリアが最終的にどのような答えを見出すのか?が本シリーズの見所でしょうから、カーナシオンとの戦いを無事に乗り越えたあとで、正々堂々、ふたりの直接対決が描かれるような流れになると良いかなと予想してみたり。
依然も描かれていた、イリアと清顕と思しきふたりの戦闘シーンの掘り下げもありましたし、試練はまだまだ続きそうですが、この先どんな間柄になったとしても、誓約を信じて切り抜けていって欲しいですね。
さて、全体的には予想外の真実、予想外の離反、予想外の急接近、予想外の笑顔、予想外の窮地…と、全く先の読めない展開ラッシュだったわけですが、その中でも特に、表紙にも関係しているミオの例のイベントはファンの間でも物議を醸しそうですね。
生存本能も極限まで来るとこういう形で表れる可能性があるのかなぁとも思いましたが、誰も幸せにならないどころか、それを抱えて苦しみ続ける事になるのは辛いなと。
今後、更なる過酷な仕打ちを受けるかもしれない伏線もありましたし、そうなる前にこうなったのは却って良かったかも?みたいになるパターンなのかもしれませんが、個人的にはマイナスでした。
というか、敢えてその前で止めずにああなった以上はシナリオ的に必要だったということでしょうから、次巻以降で◯◯が発覚して更に悩む、みたいな感じになって来るのだと思うわけですが、果たして?
不幸萌え、不憫萌えというのもアリかとは思いますが、流石に一線を超えたら負担が大きすぎるかなぁという感じ。
愛憎劇という意味では見応えがあったので、演出的には成功だと思いますし、個人的な好みの問題ではありますが、結果的に自分を追い込み、傷付けてしまうのは間違いなく、痛々しかったです。
だからこそ、ラストシーンの相反するふたつの心が二重で告白・吐露されるシーンが鳥肌モノだったというのがまた悩ましいw
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
ガガガ文庫公式サイトへはこちらから
映画『とある飛空士への追憶』オフィシャルサイトへはこちらから
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恋歌のアニメ化発表おめでとうございます(∩´∀`)∩ワーイ
スタッフさんの発表で益々話題になっている感もありますし、これを期に飛空士シリーズまとめ読みもオススメしたいところですね。
表紙は、いつになくシリアスな表情の清顕と、物憂げな表情のミオ。
流石に全裸エロスエロス!…とか言える雰囲気じゃないわけですが、前巻表紙の太陽のような笑顔は戻ってこないのかと思うと切ないものが(´;ω;`)ブワッ
※間接的なネタバレもイヤという方は、2巻までの内容を先に読むのをオススメ。
お話的には、とある事情で清顕達から距離をおくようになったミオとのすれ違いが続いて悶々とする一行でしたが、そうこうしている間に月日は流れ、バルタザールとかぐらの卒業式の日が訪れて…という展開です。
あいかわらずミオの様子からぎこちなさはとれず、うまく距離感がとれずに悩んでいた清顕でしたが、その一方、イリアと共に何度も戦闘演習を繰り返していく内に、少しずつ彼女への理解を深め、戦友としてだけではなく、異性としても意識しだす様に…という流れが丁寧に描かれ、三角関係の行方にハラハラさせられました。
ミオの事情を知っている読者的には、そこでフラフラ〜っとイリアに惹かれていってしまう清顕を見ておいおいおい!とツッコミを入れたくなってしまうわけですが、理由も言わずに自分を避けようとする女の子より、同じ道を進んで長い時間を切磋琢磨する女の子のほうが大切に思えてしまうのはある意味自然な流れでしょうね。
付き合い始めのカップル的初々しさ満開のデートが(・∀・)ニヤニヤでした♪
前巻では描かれていなかった、ミオが今の状況へと追いやられてしまう直接の原因となったイベントが冒頭に描かれたことで、前巻ラストの鮮烈な引きが綺麗に消化&昇華されたのも良かったですね。
ぶっちゃけ、ミオ自身の落ち度は何も無い分、余計に彼女の不憫さが際立つわけですが、そんな彼女の心情すら、利用する側にとっては完全に予測の範囲内だったりするあたり容赦無いっすわw
というか、新キャラのゼノンさん、冷酷というより性悪でかなりイヤらしいキャラになっていて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
あまり前面に出てこないポジションなだけに、正攻法では倒せそうにないですが、果たして?
逆に、任務のためならなんでもするぜ!なはずのハチドリについては、むしろなんだかんだ言って仲間に対して情が移りまくっている感がありましたね。
お前じゃなくて、任務のためだから!と、ある意味ツンデレっぽい行動ぶりでしたが、ここからどんな感じに変化していくのか楽しみ。
終盤のイベントは、かなりヒントとなる言動も多かったと思うので、そろそろ仲間たちにも正体バレしてしまうのではないかという気もしますが、事態が大きく動いた後なだけに、次は何を標的にするつもりなのか気になるところです。
空戦関連では、イリアが新たな空戦技に目覚めかけたりと、将来が楽しみなイベントも盛り込まれていましたが、ウラノス側の空の王・カーナシオンとの因縁が生まれたことで、頂上争いは更に熾烈化しそうですね。
個人的には、某海猫さんにも絡んできて欲しいところですが、親子2代の誇りを懸けて空を飛び続ける清顕&イリアが最終的にどのような答えを見出すのか?が本シリーズの見所でしょうから、カーナシオンとの戦いを無事に乗り越えたあとで、正々堂々、ふたりの直接対決が描かれるような流れになると良いかなと予想してみたり。
依然も描かれていた、イリアと清顕と思しきふたりの戦闘シーンの掘り下げもありましたし、試練はまだまだ続きそうですが、この先どんな間柄になったとしても、誓約を信じて切り抜けていって欲しいですね。
さて、全体的には予想外の真実、予想外の離反、予想外の急接近、予想外の笑顔、予想外の窮地…と、全く先の読めない展開ラッシュだったわけですが、その中でも特に、表紙にも関係しているミオの例のイベントはファンの間でも物議を醸しそうですね。
生存本能も極限まで来るとこういう形で表れる可能性があるのかなぁとも思いましたが、誰も幸せにならないどころか、それを抱えて苦しみ続ける事になるのは辛いなと。
今後、更なる過酷な仕打ちを受けるかもしれない伏線もありましたし、そうなる前にこうなったのは却って良かったかも?みたいになるパターンなのかもしれませんが、個人的にはマイナスでした。
というか、敢えてその前で止めずにああなった以上はシナリオ的に必要だったということでしょうから、次巻以降で◯◯が発覚して更に悩む、みたいな感じになって来るのだと思うわけですが、果たして?
不幸萌え、不憫萌えというのもアリかとは思いますが、流石に一線を超えたら負担が大きすぎるかなぁという感じ。
愛憎劇という意味では見応えがあったので、演出的には成功だと思いますし、個人的な好みの問題ではありますが、結果的に自分を追い込み、傷付けてしまうのは間違いなく、痛々しかったです。
だからこそ、ラストシーンの相反するふたつの心が二重で告白・吐露されるシーンが鳥肌モノだったというのがまた悩ましいw
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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