GA文庫のラノベ、『ヴァリアブル・アクセル』(七条剛先生原作、四季童子先生イラスト)が発売中です。
表紙は、メインヒロインの咲良(さくら)。
あどけない表情と、ビシっと決まった二刀流の構えとのギャップが印象的ですね。
ロリ紳士、もしくは「俺…ポニーテール萌えなんだ(;゚∀゚)=3ムッハー」の人にはたまらないですのうw
お話的には、剣と異能の力で治安を守る剣警の訓練校で「最弱万能の班長」と呼ばれていた咲良が、主人公の「強すぎる新人」和久との出会いをキッカケに、自身の本当の能力に目覚めていく…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
未来を見通す力を持っているにもかかわらず、あらゆる技術が基礎止まりで伸び悩んでいた咲良ですが、他の誰よりも強くありたいという気持ちは真っ直ぐで、そのひたむきさが好印象でした。
双子の妹で天才タイプの紅葉に対するコンプレックスと、彼女の重荷となってしまうことへの罪悪感に悩まされ続けるというのは、若い咲良にとってはとても酷な事に思えますが、その心境と生き方を和久が上手く汲み取ってあげる様子に心が暖かくなりましたね。
彼自身が抱える問題とシンクロさせつつ、ともすれば弱気になってしまいがちな咲良の心を叱咤して、より良い方向へと導いていく姿は、ある意味、とても大人びていて高校生離れしているなぁという気もしましたが、ツーマンセルの相棒として非常に頼り甲斐がありましたし、自身も相当な剣の腕前ということで、数々の修羅場をくぐり抜けてきた者だけが身につけられる落ち着きのようなものが感じられてカッコ良かったです。
成長物語としては、和久よりもむしろ、咲良の方が主人公らしかったかと。
異能を持つ犯罪者を異能を持つ剣警士(訓練生)が逮捕する、という構図自体は他の作品でも見かけますが、その異能研究の第一人者と関連があるということで何やら複雑な事情を抱えていることがほのめかされていますし、単純に凶悪犯を追うだけではなく、異能の仕組みそのものが持つ謎についても踏み込んでいく展開となりそうなので楽しみ。
基本的には、ひとり一能力という事の様なので、相性や駆け引きといった要素に注目したいところですが、和久と咲良のコンビに限っては、その制約を思い切り出し抜く事が可能になるわけで、その掟破りの無双ぶりがなんとも爽快ですね。
オビの「無限の可能性」という謳い文句や、「ヴァリアブル・アクセル」というタイトルは伊達じゃなかったですw
着替えを目撃やら、バスルームでばったりやらのお約束のラッキースケベイベントが起こるわりには、咲良が幼児体型過ぎて無反応な和久、という構図が(・∀・)ニヤニヤですが、イラストはきっちり用意されているので読者的にはありがたや〜w
見た目ロリな咲良だけでなく、完全幼女のコレットちゃんまで投入してくるあたり、今後のサービスシーンを(*´Д`)ハァハァ待機といった感じですが、ラブコメ的には、今回、運命的な出会いを果たした和久に対し、咲良が感じた憧れと信頼が愛情に変わっていくのかどうかが見所となって来そうですね。
冒頭から既に、幼馴染で和久にべた惚れな小夜の存在が強烈にアピールされているので、本気の争奪戦になったら血で血を洗う展開になりそうな気もしますがそれはそれ、良いぞ、もっとやれw
伏線的に、今後、なんらかの経過を経て不吉な未来が訪れてしまう可能性は高そうですが、和久達はそれを阻止することが出来るのか、咲良は向き合うべき敵を乗り越えることが出来るのか等々、大まかな方向性は見えているので、その意味では安心できそうですね。
小さな事件の捜査や解決ということであれば短編なんかも作りやすそうですし、今後の展開に期待したいです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、メインヒロインの咲良(さくら)。
あどけない表情と、ビシっと決まった二刀流の構えとのギャップが印象的ですね。
ロリ紳士、もしくは「俺…ポニーテール萌えなんだ(;゚∀゚)=3ムッハー」の人にはたまらないですのうw
お話的には、剣と異能の力で治安を守る剣警の訓練校で「最弱万能の班長」と呼ばれていた咲良が、主人公の「強すぎる新人」和久との出会いをキッカケに、自身の本当の能力に目覚めていく…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
未来を見通す力を持っているにもかかわらず、あらゆる技術が基礎止まりで伸び悩んでいた咲良ですが、他の誰よりも強くありたいという気持ちは真っ直ぐで、そのひたむきさが好印象でした。
双子の妹で天才タイプの紅葉に対するコンプレックスと、彼女の重荷となってしまうことへの罪悪感に悩まされ続けるというのは、若い咲良にとってはとても酷な事に思えますが、その心境と生き方を和久が上手く汲み取ってあげる様子に心が暖かくなりましたね。
彼自身が抱える問題とシンクロさせつつ、ともすれば弱気になってしまいがちな咲良の心を叱咤して、より良い方向へと導いていく姿は、ある意味、とても大人びていて高校生離れしているなぁという気もしましたが、ツーマンセルの相棒として非常に頼り甲斐がありましたし、自身も相当な剣の腕前ということで、数々の修羅場をくぐり抜けてきた者だけが身につけられる落ち着きのようなものが感じられてカッコ良かったです。
成長物語としては、和久よりもむしろ、咲良の方が主人公らしかったかと。
異能を持つ犯罪者を異能を持つ剣警士(訓練生)が逮捕する、という構図自体は他の作品でも見かけますが、その異能研究の第一人者と関連があるということで何やら複雑な事情を抱えていることがほのめかされていますし、単純に凶悪犯を追うだけではなく、異能の仕組みそのものが持つ謎についても踏み込んでいく展開となりそうなので楽しみ。
基本的には、ひとり一能力という事の様なので、相性や駆け引きといった要素に注目したいところですが、和久と咲良のコンビに限っては、その制約を思い切り出し抜く事が可能になるわけで、その掟破りの無双ぶりがなんとも爽快ですね。
オビの「無限の可能性」という謳い文句や、「ヴァリアブル・アクセル」というタイトルは伊達じゃなかったですw
着替えを目撃やら、バスルームでばったりやらのお約束のラッキースケベイベントが起こるわりには、咲良が幼児体型過ぎて無反応な和久、という構図が(・∀・)ニヤニヤですが、イラストはきっちり用意されているので読者的にはありがたや〜w
見た目ロリな咲良だけでなく、完全幼女のコレットちゃんまで投入してくるあたり、今後のサービスシーンを(*´Д`)ハァハァ待機といった感じですが、ラブコメ的には、今回、運命的な出会いを果たした和久に対し、咲良が感じた憧れと信頼が愛情に変わっていくのかどうかが見所となって来そうですね。
冒頭から既に、幼馴染で和久にべた惚れな小夜の存在が強烈にアピールされているので、本気の争奪戦になったら血で血を洗う展開になりそうな気もしますがそれはそれ、良いぞ、もっとやれw
伏線的に、今後、なんらかの経過を経て不吉な未来が訪れてしまう可能性は高そうですが、和久達はそれを阻止することが出来るのか、咲良は向き合うべき敵を乗り越えることが出来るのか等々、大まかな方向性は見えているので、その意味では安心できそうですね。
小さな事件の捜査や解決ということであれば短編なんかも作りやすそうですし、今後の展開に期待したいです。
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