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Channel: gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)
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終わりのセラフ2巻の感想レビュー(ライトノベル)

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講談社ラノベ文庫のラノベ、『終わりのセラフ2 一瀬グレン、16歳の破滅(カタストロフィ)』(鏡 貴也先生原作、山本ヤマト先生イラスト)が発売中です。
表紙は、グレンの従者である小百合&時雨。
雰囲気の全く違うふたりですが、グレンを慕う気持ちは同じということでリア充爆発し(ry
真昼という絶対的な本命がいる分、恋愛の対象としてではなく、あくまで部下としてふたりに接するストイックさもまたグレンの魅力なわけですが、特に小百合は好意がダダ漏れすぎる分、つれなく躱されるのは流石に可哀想に思えてきますのう。

お話的には、真昼が事件の元凶である事を秘密にしたせいで、自分が百夜教の内通者だと疑われ始めたグレンが、真昼の兄で生徒会長の暮人から呼び出しを受けることになってしまい…という展開です。

能ある鷹は爪隠すを地で行くグレンでしたが、柊の権力と類まれなる実力を併せ持つ暮人の前では流石に手の内を隠しきれず、いよいよ本当の力を見せることに…というターニングポイントとなるエピソードなだけに、とても緊迫感があって盛り上がりましたね。
コミック版での実力を見れば、まだまだここから強くなっていくであろうことは予想できるわけですが、ただのお飾りではない暮人の戦闘力をまざまざと見せつけられても、一族の未来も背負わされたグレンにとっては、その場の感情に任せて行動するのは、即、命取りとなってしまう危険をはらんでいる罠。
それが判っていてなお、最後まで最善の方法を模索し続ける忍耐力と、冷静な判断力の光る展開でしたね。

深夜はともかく、美十と五士については完全に実力差がつきすぎてしまっている状態でしたが、前回よりも更に過酷な戦場へと駆り出される現実を前に、如何にして能力を伸ばしていくことになるのか気になりますね。
特に、美十については、グレンに命を救われたことでラブコメフラグが立っている状態でもありますし、彼の実力やら真昼の存在やらを知っていく過程で、どのように心を掻き乱されていってしまうのか楽しみw
そうでなくても従者ふたりの一途さは毎日のように見せられてきたわけですから、障害は多く、なかなか素直になれなさそうではありますが、三角以上関係の鞘当て、美味しいですぅw

いずれは暮人とも決着を付ける日が来るのだろうとは思いますが、グレンが真の力を見せた上で今回の立ち位置になるとは予想外でしたね。
チームで戦うというシチュエーション自体は、異能モノにぴったりだと思いますし、戦闘能力だけでなく、指揮者としての能力も見せ所となってくるのは楽しみ。
鬼呪装備という絶大な力を制御するという問題もありますし、敵の強さはうなぎのぼりですが、それを更に上回るぐらいの力を獲得しなければ、真昼を取り戻す未来なんて夢のまた夢、というわけで。
世界が一度終わってしまうことは避け得ない事が決まっている本作ですが、最後まで彼らのあがきを見守って行きたいですね。

しかし、コミック版の例のキャラもロリバージョンで登場(;゚∀゚)=3ムッハーと、テンション上がりましたが、最初から最後まで小百合の健気さが可愛らしすぎて鼻血ものでしたねw
思ったより大きく進展したというか、かなり前に踏み込んだなぁ(・∀・)ニヤニヤという印象でしたが、コミック版の時代ではどんな大人びた姿を見せてくれるのか楽しみですのう♪
こうなると、相方の時雨の過去エピソードも気になってきますが、問題のクリスマスまであと僅かですし、結構忙しい進行になって来るのかしら?
本妻である真昼も、まだまだ秘密が多そうですし、出番も思ったより多くなりそうで目が離せませんね。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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