角川スニーカー文庫のラノベ、『聖断罪ドロシー03 きみへとつづく長い道』(十文字青先生原作、すぶり先生イラスト)が発売中です。
表紙はヒロインのドロシー。
物憂げな表情とへそチラ+絶対領域で、そこはかとないエロスを感じますのう(*´Д`)ハァハァ
お話的には、エルチナに奪われた籠手を取り戻すために街で探索を開始するカルアでしたが、とある不幸な事件のせいでドロシーとも離れ離れに…という五里霧中展開です。
いや、序盤から何かいつもと雰囲気が違うな〜とは思っていたのですが、近年稀に見るバッドエンド的な展開になっていて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルでした。
このタイミングで特にイラストもなくあっさりとあんなイベントが起こってしまうとは!という感じだったので、きっとなんらかのからくりで後から元通りになるんでしょ?と思いながら読み進めていたわけですが、世の中そんな甘くは無かったでござるの巻。
登場人物達が絶望のどん底に突き落とされて苦しみまくる描写自体は、十文字先生の十八番とも言えるもので、リアリティがあって良かったのですが、最後にちょっぴり希望が残って…的なフォローもなく、完全に無情な結末へと至る鬱パターンが多かったので辛かったです。
話を膨らませる方向ではなく、収束させる方向でまとめっていっているオーラが出まくりだったのは、ぶっちゃけ、この終わらせ方で良かったのかしら?と心配になってくるレベルでした。
2巻で打ち切りエンド→続きが出ない、となってしまっていても辛かったとは思いますが、ここまでツラい終わり方にせず、これからもふたりの旅は続いていくぜ!エンドで明るくまとめることも出来た気はします。
そうしなかったところが斬新というか、こういうタイミングだからこそあえて普段描けないような突き抜けた絶望感や孤独感、救いの無さを描こうという事だったのかな?と解釈すれば、あまり好みなオチの付け方ではないですが、ある程度は納得出来る気もします。
※実は完結自体が私の早とちりで、状況が全く変わりつつも4巻に続くのならごめんなさいm(_ _)m
ただ、個人的にはバッドエンド展開と書きましたが、カルアとドロシーにとってはお互いの関係について大きく進展した部分もありますし、他のすべてを失ったり、敵に回したとしても、その意味においてはハッピーエンドだったとみなすことも出来るかと。
最終的な状況は、完全にここまでのエピソードとは方向性が異なるものでしたし、サブタイトルの意味も重いわぁ…なことこの上なかったですが、紆余曲折を経つつも、いずれはもっと幸せになってほしいですね。
想いが純粋過ぎて切ないのう(´;ω;`)ブワッ
薔薇のマリアシリーズとの関連性については、興味深い事実が次々と判明してきたところですし、謎が謎のまま終わってしまった部分もあるのでかなりMOTTAINAI!!ですが、カルアとドロシーの問題についてはほぼ全て答えが与えられてしまいましたし、まずは薔薇マリ本編を結末まで先に描いて頂いてから、改めて続きに取り掛かられるか、世界観は繋がりつつも別の主人公&ヒロインの物語を読ませて頂けるかすると個人的に嬉しいところです。
他レーベルで『最果ての東』や『灰と幻想のグリムガル』といった新シリーズを始められたばかりですし、そちらへの期待も鰻登りであることは間違いないですが、やはり薔薇マリ関連作品のファンの方は多いと思いますし、スニーカー文庫の編集の方々には色々頑張って頂けるよう期待しております。
気になった方は、是非、チェックなさってみてくださいませ。
![8月1日発売『聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない』(角川スニーカー文庫) 8月1日発売『聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない』(角川スニーカー文庫)]()
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物憂げな表情とへそチラ+絶対領域で、そこはかとないエロスを感じますのう(*´Д`)ハァハァ
お話的には、エルチナに奪われた籠手を取り戻すために街で探索を開始するカルアでしたが、とある不幸な事件のせいでドロシーとも離れ離れに…という五里霧中展開です。
いや、序盤から何かいつもと雰囲気が違うな〜とは思っていたのですが、近年稀に見るバッドエンド的な展開になっていて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルでした。
このタイミングで特にイラストもなくあっさりとあんなイベントが起こってしまうとは!という感じだったので、きっとなんらかのからくりで後から元通りになるんでしょ?と思いながら読み進めていたわけですが、世の中そんな甘くは無かったでござるの巻。
登場人物達が絶望のどん底に突き落とされて苦しみまくる描写自体は、十文字先生の十八番とも言えるもので、リアリティがあって良かったのですが、最後にちょっぴり希望が残って…的なフォローもなく、完全に無情な結末へと至る鬱パターンが多かったので辛かったです。
話を膨らませる方向ではなく、収束させる方向でまとめっていっているオーラが出まくりだったのは、ぶっちゃけ、この終わらせ方で良かったのかしら?と心配になってくるレベルでした。
2巻で打ち切りエンド→続きが出ない、となってしまっていても辛かったとは思いますが、ここまでツラい終わり方にせず、これからもふたりの旅は続いていくぜ!エンドで明るくまとめることも出来た気はします。
そうしなかったところが斬新というか、こういうタイミングだからこそあえて普段描けないような突き抜けた絶望感や孤独感、救いの無さを描こうという事だったのかな?と解釈すれば、あまり好みなオチの付け方ではないですが、ある程度は納得出来る気もします。
※実は完結自体が私の早とちりで、状況が全く変わりつつも4巻に続くのならごめんなさいm(_ _)m
ただ、個人的にはバッドエンド展開と書きましたが、カルアとドロシーにとってはお互いの関係について大きく進展した部分もありますし、他のすべてを失ったり、敵に回したとしても、その意味においてはハッピーエンドだったとみなすことも出来るかと。
最終的な状況は、完全にここまでのエピソードとは方向性が異なるものでしたし、サブタイトルの意味も重いわぁ…なことこの上なかったですが、紆余曲折を経つつも、いずれはもっと幸せになってほしいですね。
想いが純粋過ぎて切ないのう(´;ω;`)ブワッ
薔薇のマリアシリーズとの関連性については、興味深い事実が次々と判明してきたところですし、謎が謎のまま終わってしまった部分もあるのでかなりMOTTAINAI!!ですが、カルアとドロシーの問題についてはほぼ全て答えが与えられてしまいましたし、まずは薔薇マリ本編を結末まで先に描いて頂いてから、改めて続きに取り掛かられるか、世界観は繋がりつつも別の主人公&ヒロインの物語を読ませて頂けるかすると個人的に嬉しいところです。
他レーベルで『最果ての東』や『灰と幻想のグリムガル』といった新シリーズを始められたばかりですし、そちらへの期待も鰻登りであることは間違いないですが、やはり薔薇マリ関連作品のファンの方は多いと思いますし、スニーカー文庫の編集の方々には色々頑張って頂けるよう期待しております。
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