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Channel: gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)
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機巧少女は傷つかない11巻の感想レビュー(ライトノベル)

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MF文庫Jのラノベ、『機巧少女は傷つかない11 Facing "Doll's Master"』(海冬レイジ先生原作、るろお先生イラスト)が発売中です。
アニメの情報も続々と届けられ、放映が待ち遠しいですね。

表紙は、着物から覗く素肌がセクシーな硝子さん。
妖艶な魅力が年上好きにはたまりませんのう♪手取り足取り、色々教えていただきたいッス(;゚∀゚)=3ムッハー

お話的には、前巻のラストで夜々が瀕死の重傷を負ってしまい、これは硝子さん以外に助けられない(´;ω;`)ブワッという極限状況からスタートの大ピンチ展開です。

なんとか彼女の居場所を突き止めようと焦る雷真ですが、それをあざ笑うかのように新たな脅威が学園を襲ってきて泣きっ面に蜂。
絶望的な状況の雷真を手助けしようと、かつて戦ったライバル達も加わり豪華な顔ぶれになっているのは素直に嬉しかったですが、それでもなかなか希望の光が見えてこないのでハラハラさせられました。
というか、ハラハラのまま後編である次巻へ続くとか…心臓に悪いですw

夜々との軽快な夫婦漫才は、このシリーズの顔となっていたわけで、それが見られないのはやはり寂しいですね。
命の危機という大事件も相まって、かなり悲観的なテンションのままシリアスなエピソードが続くのは切なかったです。
こんな時だからこそ雷真を支えようと健気に頑張る日輪や、成長とともに包容力とお姉ちゃんパワーの強まったフレイをはじめ、ヒロインズとのやり取りが要所で入るのが救いでしたが、やはりみんなも気を遣って本調子ではないのがツラいところ。
雷真だけでなく、夜々自身も友人兼恋のライバルとして他のヒロインズ達から愛されていたことが伝わってきた感じですね。

また、夜会存続の危機とも言える状況での雷真不在ではありましたが、各キャラともに雷真がいないから手をこまねいているだけ、というのではなく、自分自身に出来る事で雷真をフォローしようと、個々で状況に対処しようと頑張っていたのも印象的でした。
個性派揃いの登場人物達ですが、雷真との出会いによって良い影響を受けた者がほとんどですし、彼の不屈さ、諦めの悪さを知っているからこそ、彼らの戦線復帰と起死回生の一手があると信じて、戦い抜く覚悟をキメられたんでしょうね。
友情or愛情が眩しいですのう♪

教え子組が成長著しいのに比べて、大人組はそれぞれの所属等も相まって中々動きが取りにくそうな印象でしたが、久々に登場のあの人をはじめ、究極的には雷真の力になってくれそうな雰囲気があるのは有難いですね。
雷真自身の価値が、マシンドールを巡る計画にとって重要なものだから、というのももちろんあるでしょうが、それを抜きにしても、雷真個人の人となりに自分にないものを重ねているというのもあるんじゃないかな〜と、(・∀・)ニヤニヤしてしまいました。
もっとも、グリゼルダ師匠の様に現役で恋する乙女なのも個人的に大好物なわけですがw

肝心の硝子さんについては、その真意が謎のままで次巻へ続く、という事で非常に気掛かりですが、雷真の姉代わり、母代わりとなって見守ってきてくれた人物ですから、やはり何らかの思惑があって今回のような行動に出ているのだと解釈したいところですね。
色々あるけど、最終的には帰ってきてくれるのだと思いながら読み進めているというのが実情なので、その意味では緊張感が減っている部分もあるのですが、女性キャラに関しては、はじめは敵対していても最終的には味方に、というのがお約束の本シリーズですから、このままラスボス化!みたいな超展開にはならないで欲しいところですw
むしろ、産みの親である硝子の本心が読めず、苦悩するいろり&小紫の心細そうな様子を見て、美女&美少女が震える様子にもグッと来るものがありますなぁ…と考えてみるのも一興かと(外道w)。

兎にも角にも、次巻が待ち遠しいですね。
アニメ待機しつつ、楽しみに待ちたいと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


【PV】TVアニメ「機巧少女(マシンドール)は傷つかない」PV第2弾


【MMD】原作者自ら夜○をMMDモデル化してみた【配布終了】


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