IS＜インフィニット・ストラトス＞8巻の感想レビュー（ライトノベル）

オーバーラップ文庫のラノベ『IS＜インフィニット・ストラトス＞?』（弓弦イズル先生原作、ＣＨＯＣＯ先生イラスト）が発売中です。
アニメ化されてとても人気があった作品なので、ご存知のかたも多いと思います。
旧版と比べて、レーベルの移籍とイラストレーターさんの変更という小さくない相違こそあれ、こうして続きが読めるようになったというだけで、1ファンとしてまずは感無量♪ですね。
関係者の皆様には感謝とリスペクトを。

表紙は、日本刀を片手に構えたスーツ姿が凛々しい千冬姉。
他のヒロイン達にはないオトナな魅力がセクシーですのう♪
壮絶な…色気！！(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ
ＣＨＯＣＯ先生のエロいイラストが見れるなら、新装版を買い直して揃えるのもアリな気がｗ

お話的には、楯無さんの妹である新ヒロイン、簪（かんざし）の加入で一層華やぐ一夏のハーレムでしたが、前回の戦いの被害は大きく、一夏やヒロインズの機体はボロボロ、それぞれメンテナンスが必要な状態に。
しかし、まるでそれを見計らうかの様なタイミングで、IS学園に謎の侵入者が奇襲をかけてきて…という泣きっ面に蜂展開です。

白騎士の中の人として、名実ともに世界最強の実力者である千冬姉ですが、実は脱いでも凄いんです！（ISをｗ）という事があたらためて掘り下げられる展開でカッコ良かったです。
久しぶりの刊行ということで、ISが兵器として如何に強力であるかをサラッと解説するシーンなんかもあったわけですが、そんな超兵器であるISを相手に、薄い防護服と刀だけで渡り合っていくとかマジパネェッスｗ
某東方不敗先生もΣ(ﾟДﾟ)びっくりですのう♪

同僚の山田先生との息のあったコンビネーションも大きな見所。
普段の厳しくも優しい指導者ぶりとは全く異なった、プロの戦士としての実力を容赦なく示しただけでなく、襲撃者の狙いも全て見通す冷徹な戦略眼で黒幕を圧倒、文武ともに全く隙無しの活躍ぶりがお見事でした。
もうひとりの超天才である束さんとの駆け引きが今後どうなっていくのか、目が離せないですね。

さて、今回は名実ともに千冬姉メインの無双回だったわけですが、我らが主人公の一夏はその頃何をしていたかというと、ヒロインズと夢の世界でヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ(´∀｀*)ｳﾌﾌしていたというね…。
カラーイラストのエロさがヤバい事になっている時点でご馳走様でした(｀･ω･´)ゞな気持ちにさせられましたが、一夏ではなく、ヒロインズの妄想が描かれているという設定がエロスエロス♪
“恋するヒロインはせつなくて一夏を想うとすぐ妄想Hしちゃうの”ですね、判りますｗ

ラッキースケベなハプニングイベントは今までもたくさんありましたが、レーベルが変わって規制のレベルが緩まったのか、サービスシーンでは今回はかなり直接的な描写表現が増えた気がしますね。
いわゆるBまで行ってるというか、ほっといたらÇまで行ってたんじゃね？的な状況がヒロイン視点で描かれており、大変けしからん内容で良いぞ、もっとやれ！みたいな感じ。
名台詞、『一夏のえっちー！』も飛び出しましたが、一夏本人よりもヒロインズの方が妄想逞しかったという真実…若さって(・∀・)ｲｲﾈ!!
鈴のセーラー服プレイ、セシリアのシャワー室プレイ、シャルのメイド服プレイ、ラウラの裸エプロンプレイ等など、各種取り揃えて至れり尽くせり過ぎるｗ
これ全部、彼女達の妄想が生み出したシチュエーションなんだぜ…(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾑｯﾊｰ
というかぶっちゃけ、女の子を野外でスカートたくし上げさせて、自分はその前に屈んでパンツ履かせるとか、完全にフェチエロゲーですありがとうございますｗ
女の子を押し倒して手がおっぱいを鷲掴み！イベントあたりは、むしろ健全に思えてくる不思議ｗ

…と、全体的に、バトルもラブコメもかなり飛ばしてるなぁ！という印象の今巻でしたが、要所要所に伏線が仕込まれていましたし、戦いが次のステージへと移り変わっていく雰囲気は十分、再起動（リブート）のキャッチコピーはダテじゃない！という感じで良かったです。
ポストIS作品とカテゴライズ出来そうな良質なラノベ新シリーズも多数発売されていますが、オーバーラップ文庫の旗頭として、十分以上に『ISココにアリ！』という健在ぶりと意地を見せてくれたかと。

再起動の告知、新装版の発売、アニメ２期の制作発表と、段階を踏んだプロモーション戦略もとても話題性を高めてくれましたし、実力派の作家さんイラストレーターさんを集めてのレーベル始動ということで、オーバーラップ文庫全体としても幸先の良いスタートを切れたかと。
今後益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

ファンの方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

IS＜インフィニット・ストラトス＞2 Promotional Movie