近年稀に見る神最終回で、めちゃくちゃ感動しました♪
映像美はもちろんのこと、六花と父親の関係、六花と勇太の関係それぞれに明確な回答が与えられていて、とても綺麗にまとめられていたと思います。
二人の交流を今まで積み重ねて描いてきたからこその感動、という部分ももちろん大きかったですが、“中二病讃歌”的なメッセージ性が強く内容に込められていたので、前回までを未視聴の状態でこのエピソードだけを見たとしても、まるで短編映画を見ている感覚で感動できそうな気すらして来ましたね。
さすが京アニさん、これが現代の中二版ロミオとジュリエットやでぇ！
冒頭、母親との絡みはもう少し見たかった気もしましたが、六花自身が聞き分けの無い子どもなのではなく、父親の死や自分がしている事をきちんと自覚した上で中二病行動をしていたわけですから、邪王真眼を捨てた状態では、不必要に言い争いをしたりしないのも頷けますね。
ただ、父親の死亡当時より年齢が上がって、ある程度、表面上は心の整理も付いたと言えども、勇太に憧れて始めた中二病によって塞いできた心の喪失感を再確認する形になったわけですし、何より愛しい勇太と離れ離れになってしまったわけですから、寂しくないわけがないｗ
出会いの経緯を含め、その辺りを本人の口から言わせずに、弐代目邪王真眼ことくみん先輩の口から語らせる演出が心憎かったです。
六花が過去に勇太を見かけて知っていた伏線については、以前チラッとだけ出ていましたが、それが無理なく回収された形でもありましたね。
逆に、六花を想うあまり歩みを止めてしまっていた勇太を再度立ち上がらせたのが、誰あろう過去の自分自身だった、という流れがまた、意外ながらも納得させられるものでしたね。
“未来の自分に語りかけちゃう俺カッコイイ！なタイムカプセル手紙”がこのタイミングで届いたのは、言ってしまえば完全にご都合主義でしたが、こんな手紙をかつて書いていた事も、それがこんなあざといタイミングで出てきてしまうことも、いかにも中二病的な展開！という感じで無駄に（・∀・）ﾆﾔﾆﾔしてしまいました。
過去の自分に戻ろうとする六花を、過去の力を取り戻した勇太が救いに行くというカタルシスがとても胸熱で、更にまさかの結社メンバー勢ぞろいまで盛り込まれていてと、色々感無量ですわ( ´∀｀)bｸﾞｯ!
先週とは打って変わって、実は清楚なお嬢様キャラであることが判明した早苗の可憐さにも驚かされましたし、今までの空気先輩乙！感を払拭するかのごとく重要な役どころを演じたくみん先輩には、勇太同様、目からウロコが落ちる思いでしたね。
ですが、あえて個人的に押したいと思うのは、今回に限らず、いち早く六花の恋心に気づいて、影に日向に六花と勇太の背中を押し続けて来てくれた森夏だったりｗ
結局、彼女自身がかつてのモリサマーのような中二病に復帰することは無かったわけですが、“元中二病”だからこそ、勇太と六花、それぞれの気持ちを真の意味で理解してあげられた、という見方も出来るのではないかと思うわけで。
演劇部の部長さんの行動を客観的に見ることで、特定の個人だけではなく、中二病たる要素が世界に偏在することに気付いた森夏は、勇太ほど激しく中二病を再燃させることはない代わりに、中二病の人も、そうでない人も同じように受け入れることが出来る度量と包容力を身につけられたのではないかなと思います。
結社での生活を通じて、自分を優等生然として見せようとしていた窮屈さから脱して、元々の面倒見の良さや優しさがてらいなく出せるようになった感じかなと想像してみたり。
…ああ、一色？野郎のこたぁ良いんだよｗ
そんなこんなで、ダークフレイムマスターとしての力を取り戻しただけでなく、妄想演出付きで不可視境界線まで開いてしまった勇太のお陰で、長年言いそびれていた父親へのお別れを告げることが出来た六花。
ラストシーンでは、きっちりと邪王真眼スタイルに復帰していましたし、今まで以上の笑顔を見せられる素直さまで身に着けて、なんともオタク的に彼女にしたくなる女の子になっておられましたことよｗ
恋がしたいどころか、物語が始まる前から勇太に首ったけだったとか、タイトル以上にタイトル通りな物語でしたな！
その後の二人と結社の面々を見てみたいと思うと名残惜しいですが、スタッフの皆さんお疲れ様でした＆素敵な作品をありがとうございました♪
また、最後になりましたが、いつもトラバでお世話になったアニメブロガーさんをはじめ、ここまでお読み頂いた読者の皆様にも感謝とリスペクトを。
長い間ありがとうございましたm(__)m
1月からは『たまこまーけっと』が始まるということで、またまた京アニ旋風が吹き荒れそうですね。
視聴作品が被ることがございましたら、またよろしくお願い致します。
TVアニメ『中二病でも恋がしたい！』公式サイトへはこちらから
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映像美はもちろんのこと、六花と父親の関係、六花と勇太の関係それぞれに明確な回答が与えられていて、とても綺麗にまとめられていたと思います。
二人の交流を今まで積み重ねて描いてきたからこその感動、という部分ももちろん大きかったですが、“中二病讃歌”的なメッセージ性が強く内容に込められていたので、前回までを未視聴の状態でこのエピソードだけを見たとしても、まるで短編映画を見ている感覚で感動できそうな気すらして来ましたね。
さすが京アニさん、これが現代の中二版ロミオとジュリエットやでぇ！
冒頭、母親との絡みはもう少し見たかった気もしましたが、六花自身が聞き分けの無い子どもなのではなく、父親の死や自分がしている事をきちんと自覚した上で中二病行動をしていたわけですから、邪王真眼を捨てた状態では、不必要に言い争いをしたりしないのも頷けますね。
ただ、父親の死亡当時より年齢が上がって、ある程度、表面上は心の整理も付いたと言えども、勇太に憧れて始めた中二病によって塞いできた心の喪失感を再確認する形になったわけですし、何より愛しい勇太と離れ離れになってしまったわけですから、寂しくないわけがないｗ
出会いの経緯を含め、その辺りを本人の口から言わせずに、弐代目邪王真眼ことくみん先輩の口から語らせる演出が心憎かったです。
六花が過去に勇太を見かけて知っていた伏線については、以前チラッとだけ出ていましたが、それが無理なく回収された形でもありましたね。
逆に、六花を想うあまり歩みを止めてしまっていた勇太を再度立ち上がらせたのが、誰あろう過去の自分自身だった、という流れがまた、意外ながらも納得させられるものでしたね。
“未来の自分に語りかけちゃう俺カッコイイ！なタイムカプセル手紙”がこのタイミングで届いたのは、言ってしまえば完全にご都合主義でしたが、こんな手紙をかつて書いていた事も、それがこんなあざといタイミングで出てきてしまうことも、いかにも中二病的な展開！という感じで無駄に（・∀・）ﾆﾔﾆﾔしてしまいました。
過去の自分に戻ろうとする六花を、過去の力を取り戻した勇太が救いに行くというカタルシスがとても胸熱で、更にまさかの結社メンバー勢ぞろいまで盛り込まれていてと、色々感無量ですわ( ´∀｀)bｸﾞｯ!
先週とは打って変わって、実は清楚なお嬢様キャラであることが判明した早苗の可憐さにも驚かされましたし、今までの空気先輩乙！感を払拭するかのごとく重要な役どころを演じたくみん先輩には、勇太同様、目からウロコが落ちる思いでしたね。
ですが、あえて個人的に押したいと思うのは、今回に限らず、いち早く六花の恋心に気づいて、影に日向に六花と勇太の背中を押し続けて来てくれた森夏だったりｗ
結局、彼女自身がかつてのモリサマーのような中二病に復帰することは無かったわけですが、“元中二病”だからこそ、勇太と六花、それぞれの気持ちを真の意味で理解してあげられた、という見方も出来るのではないかと思うわけで。
演劇部の部長さんの行動を客観的に見ることで、特定の個人だけではなく、中二病たる要素が世界に偏在することに気付いた森夏は、勇太ほど激しく中二病を再燃させることはない代わりに、中二病の人も、そうでない人も同じように受け入れることが出来る度量と包容力を身につけられたのではないかなと思います。
結社での生活を通じて、自分を優等生然として見せようとしていた窮屈さから脱して、元々の面倒見の良さや優しさがてらいなく出せるようになった感じかなと想像してみたり。
…ああ、一色？野郎のこたぁ良いんだよｗ
そんなこんなで、ダークフレイムマスターとしての力を取り戻しただけでなく、妄想演出付きで不可視境界線まで開いてしまった勇太のお陰で、長年言いそびれていた父親へのお別れを告げることが出来た六花。
ラストシーンでは、きっちりと邪王真眼スタイルに復帰していましたし、今まで以上の笑顔を見せられる素直さまで身に着けて、なんともオタク的に彼女にしたくなる女の子になっておられましたことよｗ
恋がしたいどころか、物語が始まる前から勇太に首ったけだったとか、タイトル以上にタイトル通りな物語でしたな！
その後の二人と結社の面々を見てみたいと思うと名残惜しいですが、スタッフの皆さんお疲れ様でした＆素敵な作品をありがとうございました♪
また、最後になりましたが、いつもトラバでお世話になったアニメブロガーさんをはじめ、ここまでお読み頂いた読者の皆様にも感謝とリスペクトを。
長い間ありがとうございましたm(__)m
1月からは『たまこまーけっと』が始まるということで、またまた京アニ旋風が吹き荒れそうですね。
視聴作品が被ることがございましたら、またよろしくお願い致します。
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