電撃文庫のラノベ、『ようこそ、フェアリーズ・インへ!』(小河正岳先生原作、得能正太郎先生イラスト)が発売中です。
表紙はメインヒロインのミリー。
こんな美少女若女将が出迎えてくれるとか、なんともロマンを感じてしまいますね。
自分も真心のこもったご奉仕を受けてみたいでありますw
個人的には、「ウェスタディアの双星」の小河先生の新作ということで、発表と同時に購入確定余裕でした!なわけですが、なんとも人目を惹くミリーの清楚さ&可憐さ、おまけに小首を傾げるポージングが男心をそそるぜぇ!な感じですし、新規にジャケ絵買いの方も多いのではないかと。
お話的には、駆け出しで何の実績もない冒険者の主人公、ラウルがツケで泊まらせてもらっていた宿「〈妖精の止まり木〉亭=フェアリーズ・イン」の女将さんが倒れてしまい一大事。急遽、魔法学院の生徒である孫のミリーを呼びに行くことになって…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしつつも、レベルを上げて魔王を倒したり世界を救ったりするバトルメイン展開ではなく、かなり日常よりの作風になっているのが本作の特徴ですね。
とある事情でラウルを凄腕の冒険者だと誤解しているミリーの天然っぷりは(・∀・)ニヤニヤですし、魔法に関してはかなりの秀才であるにも関わらず、肝心の部分がズレているドジっ子系属性も庇護欲をそそられますw
キャラ同士の絡みが持ち味となってくるジャンルなだけに、ヒロインの人気が作品の評価に与える影響も大きいと思いますが、1巻をまるまる使って丁寧に性格が描写されていましたし、その意味では好スタートを切れたのではないかと。
解説オタクの気があるあたりも、彼女が完全無欠の優等生ではなく、手を伸ばせば届きそうと思える様な親近感があって良い感じ♪
小柄で少年っぽい出で立ちや言葉遣いながら、冒険者として各地を放浪してきた部族出身の少女、エルと、高度な破壊魔法の使い手にして大公の孫娘という生粋のお嬢様、ルネの女性陣二人も、ミリーとは違ったタイプの魅力があるキャラとして描かれているので今後のラウルとのラブコメ的な絡みが楽しみですね。
ミリーのすべすべ太もも、エルの湯上り鎖骨、ルネのわがままボディ(特にヒップまわりw)と、サービスイラストも多くて眼福眼福♪
美少女三人とのやり取りを見るために次巻以降も購入は確定ですが、肝心の主人公であるラウルについては、現状ではあまり魅力が感じられないのがネックかも知れませんね。
やればできる子タイプというわけでもなく、大して努力を重ねるでもなく、状況に流されるわ、人に頼るわ、すぐに逃げまくるわと、驚くほど主人公らしくない行動ばかり取らされているので、羨ましく思ったり感情移入したりするのがちょっと難しく感じました。
実は特殊な能力が宿っていて…系の展開が仄めかされている部分もあるにはありますが、現時点では未知数ですし、仮にそうだったとしても、それこそ棚から牡丹餅的にゲットしたものでしか無いわけで。
今後の展開も踏まえた演出の都合上、あえてそういう「情けなくてうだつが上がらないキャラクター」として強調しているのだろうとは思うのですが、ちょっと優しくて、逃げ足が早くて、義理堅い、ぐらいの取り柄しか無いというのはいささか心許無いですし、命懸けで行動したと言うよりは、幸運度のステータスが高かったからなんとか死なずに済んだ、ぐらいのイメージになってしまったように感じられたのは残念です。
(いや、ウェスタディアの双星の時にほとんどすべてのキャラが何らかの特筆すべき一芸を持っていて、それが魅力的に描かれているのを見ていたからこそ辛口な評価になっていることは自覚しているわけですが、改めてラウルの良いところを書こうと思ったらここが!という部分が出てこなかったのも事実。ラウル頑張れ、超頑張れ!)
逆に言えば、そんなマイナス要素がふっとんでしまうぐらい女性陣が惹きつけられてしまう程の何かを、ラウルが実際に獲得していく様子が描写されればオールオッケーな訳ですが、日常メインのシリーズでそれを描くのは難しそうな気が。
もっとも、ラブコメがメインになるというのは個人的な好みというだけで、ラウルはミリー一筋、他の二人は別の目的でラウルに絡んでくるようになるという可能性も大いにあるわけですが、せっかく三者三様のヒロイン像を確立出来たわけですから、これで期待しないほうがおかしいなとw
そんなわけでかなり自分本位な感想になってしまいましたが、魔法体系やキャラ達が住む都市の歴史等、掘り下げると面白くなりそうな要素が多かったので次巻も期待♪
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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表紙はメインヒロインのミリー。
こんな美少女若女将が出迎えてくれるとか、なんともロマンを感じてしまいますね。
自分も真心のこもったご奉仕を受けてみたいでありますw
個人的には、「ウェスタディアの双星」の小河先生の新作ということで、発表と同時に購入確定余裕でした!なわけですが、なんとも人目を惹くミリーの清楚さ&可憐さ、おまけに小首を傾げるポージングが男心をそそるぜぇ!な感じですし、新規にジャケ絵買いの方も多いのではないかと。
お話的には、駆け出しで何の実績もない冒険者の主人公、ラウルがツケで泊まらせてもらっていた宿「〈妖精の止まり木〉亭=フェアリーズ・イン」の女将さんが倒れてしまい一大事。急遽、魔法学院の生徒である孫のミリーを呼びに行くことになって…というボーイ・ミーツ・ガール展開です。
剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしつつも、レベルを上げて魔王を倒したり世界を救ったりするバトルメイン展開ではなく、かなり日常よりの作風になっているのが本作の特徴ですね。
とある事情でラウルを凄腕の冒険者だと誤解しているミリーの天然っぷりは(・∀・)ニヤニヤですし、魔法に関してはかなりの秀才であるにも関わらず、肝心の部分がズレているドジっ子系属性も庇護欲をそそられますw
キャラ同士の絡みが持ち味となってくるジャンルなだけに、ヒロインの人気が作品の評価に与える影響も大きいと思いますが、1巻をまるまる使って丁寧に性格が描写されていましたし、その意味では好スタートを切れたのではないかと。
解説オタクの気があるあたりも、彼女が完全無欠の優等生ではなく、手を伸ばせば届きそうと思える様な親近感があって良い感じ♪
小柄で少年っぽい出で立ちや言葉遣いながら、冒険者として各地を放浪してきた部族出身の少女、エルと、高度な破壊魔法の使い手にして大公の孫娘という生粋のお嬢様、ルネの女性陣二人も、ミリーとは違ったタイプの魅力があるキャラとして描かれているので今後のラウルとのラブコメ的な絡みが楽しみですね。
ミリーのすべすべ太もも、エルの湯上り鎖骨、ルネのわがままボディ(特にヒップまわりw)と、サービスイラストも多くて眼福眼福♪
美少女三人とのやり取りを見るために次巻以降も購入は確定ですが、肝心の主人公であるラウルについては、現状ではあまり魅力が感じられないのがネックかも知れませんね。
やればできる子タイプというわけでもなく、大して努力を重ねるでもなく、状況に流されるわ、人に頼るわ、すぐに逃げまくるわと、驚くほど主人公らしくない行動ばかり取らされているので、羨ましく思ったり感情移入したりするのがちょっと難しく感じました。
実は特殊な能力が宿っていて…系の展開が仄めかされている部分もあるにはありますが、現時点では未知数ですし、仮にそうだったとしても、それこそ棚から牡丹餅的にゲットしたものでしか無いわけで。
今後の展開も踏まえた演出の都合上、あえてそういう「情けなくてうだつが上がらないキャラクター」として強調しているのだろうとは思うのですが、ちょっと優しくて、逃げ足が早くて、義理堅い、ぐらいの取り柄しか無いというのはいささか心許無いですし、命懸けで行動したと言うよりは、幸運度のステータスが高かったからなんとか死なずに済んだ、ぐらいのイメージになってしまったように感じられたのは残念です。
(いや、ウェスタディアの双星の時にほとんどすべてのキャラが何らかの特筆すべき一芸を持っていて、それが魅力的に描かれているのを見ていたからこそ辛口な評価になっていることは自覚しているわけですが、改めてラウルの良いところを書こうと思ったらここが!という部分が出てこなかったのも事実。ラウル頑張れ、超頑張れ!)
逆に言えば、そんなマイナス要素がふっとんでしまうぐらい女性陣が惹きつけられてしまう程の何かを、ラウルが実際に獲得していく様子が描写されればオールオッケーな訳ですが、日常メインのシリーズでそれを描くのは難しそうな気が。
もっとも、ラブコメがメインになるというのは個人的な好みというだけで、ラウルはミリー一筋、他の二人は別の目的でラウルに絡んでくるようになるという可能性も大いにあるわけですが、せっかく三者三様のヒロイン像を確立出来たわけですから、これで期待しないほうがおかしいなとw
そんなわけでかなり自分本位な感想になってしまいましたが、魔法体系やキャラ達が住む都市の歴史等、掘り下げると面白くなりそうな要素が多かったので次巻も期待♪
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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