電撃文庫のラノベ、『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンIV』(川上稔先生原作、さとやす先生イラスト)が発売中です。
表紙は伊達政宗嬢。
青竜の力のせいで色々と苦労させられていた彼女なので、弟の小次郎や駒姫の事も含めて悲劇の将的なイメージが個人的に強かったのですが、信義に厚い伊達家家臣団の努力と武蔵一同との出会いがどの様な結果を導き出すのかは本巻の大きな見所かと。
カバー裏のバージョンも早くカラーで見たいですね。
お話的には、上&中巻で山積みされた三国他の問題の解決&伏線を回収しつつ、大きな敗北から“再起”する武蔵一同の様子を描く内容です。
正純VS大久保さんの舌戦、ウッキー&成美のラブコメ、二代のスランプ脱出修行の顛末、義光&駒姫の親子関係といった「続きが気になって気になって!」という部分にそれぞれの答えが与えられるのは勿論、武蔵にとっても読者にとってもかなり良い方向で決着がつく事が多かったのでテンション上がりました。
また、バトル関係では新生武蔵のお披露目も兼ねてノヴゴロドでの大規模な集団戦が描かれる一方、織田・羽柴勢の強敵を相手に主要な戦闘担当キャラの見せ場が用意されていたりと、出し惜しみなく大盤振る舞いな熱い演出の数々に圧倒されました。
やるべき事がはっきりしている状況で、もう負けないと決めた武蔵一同が、堂々と前を向いて突き進む&勝利をもぎ取っていく様子が熱かったですね。
丁度アニメ版で放映されている1−下巻あたりの内容とクロスオーバーする部分もあったと思いますし、トーリ達が目指す理想の未来像もより明確に感じられた気がします。
6Pぶち抜きイラストシーンでのやりとりをはじめとして、トーリの語りかけがどれも熱くて涙腺ヤバかったです。
特に他国のキャラ達が、それぞれの常識から“不可能”だと認識していた事柄に対して、そうじゃない&俺達も手伝うから頑張れと新たな道を指し示す姿は“不可能男”の面目躍如ですし、未来の王の器が感じられて良かったです。
今巻は、約1000ページの大長編ということもさることながら、イベントラッシュで密度的にもかなり充実していたので読み応えも過去最高レベルだったなとw
ざっくり言うと、色々頭で考えてしまって前に進めなくなってしまった人が、自身或いは相手が前に進めることを疑わず、それを大前提として多少強引にでも突っ走って行こうとする人に勇気を貰う&自分も一緒に走りだすシチュエーションが多数収録されていたので、全編これクライマックス!なノリで盛り上がり感マジパネェっすw
それでいて、公主隠しや創世計画関係の情報が追加されたり、ラストの引きが今後の激戦を予感させまくりだったりで目が離せませんね。
また1年ぐらい間が開くのか、アニメの2クール目が来る頃に合わせて5巻が来るのかは判りませんが、早く続きが読みたいですw
しかし、終盤に進むに連れてカップルが増えてくるというのは「終わりのクロニクル」を思い出しますが、ウッキーはともかく某キャラのフラグが予想外過ぎて度肝を抜かれましたね。
いや、インパクトと言えば成美の方が(主に405ページ的な意味でw)量、質ともに見せ場が多かった訳ですが、こいつぁまた厄介な人(?)に惚れられてしまったもんさねとw
ウッキーの隠し玉的なアレもかなりの反則設定かなとは思いましたが、彼氏が◯◯系とかR元服な薄い本出てまうで!
これはネンジくんにも早く彼女を作ってあげないとw
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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表紙は伊達政宗嬢。
青竜の力のせいで色々と苦労させられていた彼女なので、弟の小次郎や駒姫の事も含めて悲劇の将的なイメージが個人的に強かったのですが、信義に厚い伊達家家臣団の努力と武蔵一同との出会いがどの様な結果を導き出すのかは本巻の大きな見所かと。
カバー裏のバージョンも早くカラーで見たいですね。
お話的には、上&中巻で山積みされた三国他の問題の解決&伏線を回収しつつ、大きな敗北から“再起”する武蔵一同の様子を描く内容です。
正純VS大久保さんの舌戦、ウッキー&成美のラブコメ、二代のスランプ脱出修行の顛末、義光&駒姫の親子関係といった「続きが気になって気になって!」という部分にそれぞれの答えが与えられるのは勿論、武蔵にとっても読者にとってもかなり良い方向で決着がつく事が多かったのでテンション上がりました。
また、バトル関係では新生武蔵のお披露目も兼ねてノヴゴロドでの大規模な集団戦が描かれる一方、織田・羽柴勢の強敵を相手に主要な戦闘担当キャラの見せ場が用意されていたりと、出し惜しみなく大盤振る舞いな熱い演出の数々に圧倒されました。
やるべき事がはっきりしている状況で、もう負けないと決めた武蔵一同が、堂々と前を向いて突き進む&勝利をもぎ取っていく様子が熱かったですね。
丁度アニメ版で放映されている1−下巻あたりの内容とクロスオーバーする部分もあったと思いますし、トーリ達が目指す理想の未来像もより明確に感じられた気がします。
6Pぶち抜きイラストシーンでのやりとりをはじめとして、トーリの語りかけがどれも熱くて涙腺ヤバかったです。
特に他国のキャラ達が、それぞれの常識から“不可能”だと認識していた事柄に対して、そうじゃない&俺達も手伝うから頑張れと新たな道を指し示す姿は“不可能男”の面目躍如ですし、未来の王の器が感じられて良かったです。
今巻は、約1000ページの大長編ということもさることながら、イベントラッシュで密度的にもかなり充実していたので読み応えも過去最高レベルだったなとw
ざっくり言うと、色々頭で考えてしまって前に進めなくなってしまった人が、自身或いは相手が前に進めることを疑わず、それを大前提として多少強引にでも突っ走って行こうとする人に勇気を貰う&自分も一緒に走りだすシチュエーションが多数収録されていたので、全編これクライマックス!なノリで盛り上がり感マジパネェっすw
それでいて、公主隠しや創世計画関係の情報が追加されたり、ラストの引きが今後の激戦を予感させまくりだったりで目が離せませんね。
また1年ぐらい間が開くのか、アニメの2クール目が来る頃に合わせて5巻が来るのかは判りませんが、早く続きが読みたいですw
しかし、終盤に進むに連れてカップルが増えてくるというのは「終わりのクロニクル」を思い出しますが、ウッキーはともかく某キャラのフラグが予想外過ぎて度肝を抜かれましたね。
いや、インパクトと言えば成美の方が(主に405ページ的な意味でw)量、質ともに見せ場が多かった訳ですが、こいつぁまた厄介な人(?)に惚れられてしまったもんさねとw
ウッキーの隠し玉的なアレもかなりの反則設定かなとは思いましたが、彼氏が◯◯系とかR元服な薄い本出てまうで!
これはネンジくんにも早く彼女を作ってあげないとw
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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