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Channel: gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)
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境界線上のホライゾン第9話『高嶺の花』の感想レビュー

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一週間遅れての放送でぐぬぬした挙句、10話の録画をミスって内燃排気が枯渇した私が通りますよっと。
リアルタイム視聴するより、起きてから朝一で見たほうがテンション上がるかと思った結果がKONOZAMA過ぎて生きるのが辛いorz
そしてそんな回に限って戦闘関係バリ燃えだったらしいと聞いて更にぐぬぬするとか、もうね(´;ω;`)
でももうすぐバンダイチャンネルで配信も始まりますし、今のうちに記事もこっそり上げておくんだ…!!

気をとり直してお話的には、1勝1敗1分けから延長戦突入で二代が敵として立ちはだかることに。
将来の東国無双に誰が相対するのかと思ったら、名乗りでたのは非戦闘系エロ&踊り担当のトーリの姉、喜美で…という展開でした。

超高速の翔翼を華麗に寄せ付けない戦闘シーンといい、最初の「愚弟」呼び過去回想シーンといい、二代にマジ喝入れな決着シーンといい、見所満載で喜美の魅力がとどまるところを知りませんでしたね。
原作1巻部分だと終盤まで動きが少ないキャラが多いので、このタイミングで熱い技の欧州が見れたのは大きかったかと。
以前の忠勝VS宗茂も熱かったですが、やはり梅組のメンツが活躍してなんぼなわけですし♪

ただ、いよいよ二代の実力が本領発揮か!?というタイミングでまさかの敗北となってしまったのには、驚かれた方も多かったのでは無いでしょうか?
蜻蛉切の凄まじさについては予め語られていた分、割断まで使えば負ける要素は無かった様に思えましたが、いくつもの別の名を持つ喜美にはそれでは不足だったという抜け道で切り抜ける、と、この辺りを面白く感じるか納得行かないかで評価は分かれそうかも知れませんね。
一応、喜美がコロコロと名前を変える件については1話だったかで伏線がありましたし、特にラノベから入った方なら(・∀・)ニヤニヤポイントだったと思いますw

要するに、「無粋」なものからの干渉を遠ざけるのが喜美の舞う「高嶺舞」の真骨頂だったわけで、最後にビンタをかました時のセリフが勝敗を決定づけた全てだったと。
忠勝が後事を二代に託して先立って逝ったことと考え合わせると、より感慨深いものがありますね。
二代は二代なりに努めを果たそうと頑張っていたとは思いますが、状況を見て判断することのほかに、武人として誰に仕え、何を守るべきか?という本分を違えては技に曇りが出てしまうのもやむを得ないわけで。
それが喜美をして「無粋」だと言わしめた部分だったのではないかと思います。
戦いの最中、速度を磨いて何度か喜美を切りつけるに至った腕前自体は生半可なものではないわけですが、トーリの為に必ず道をつける!という覚悟で戦っていた喜美のほうが何枚も上手だった、という感じですね。

ホライゾンが死んで感情を閉ざし、自分もその後を追うことまで考えかけたトーリを現実世界につなぎ止めたのは、ひとえに喜美の愛情と荒療治だったことも明かされましたね。
昔からふたりの事を知っている梅組の仲間達が、トーリを支持している背景の一端がようやく垣間見えた気がします。
流石にダイナミック窓破り→デンジャラススパイスフルコース責めのインパクトは大概でしたが、自分の手に噛み付かれても臆せず、そのまま説得を続けた姿は感動的でした。
トーリのその後の生き方を決定づける金言の数々は、当時の年齢を考えればやたらと達観しているわけですが、それこそトーリが生きる希望を失わずに元の生活に戻れるように何日も考え続けてきた結果であるとも想像してみたり。
自分もこんなイイオンナのお姉様が欲しかったすなぁw

さて、二代も味方につけつつ、マロこと武蔵王であるヨシナオの機転(=副王としてトーリとホライゾンを立てる)もあって聖連からの追求を辛うじて躱しつつ、各国の代表者が卓を囲む『ヴェストファーレン会議』の開催日(=聖譜の記述が終わって末世が始まる期日)を期限に、大罪武装の回収と各国との交渉を進めることとなった武蔵・アリアダスト教導院の面々。
ここからが本当の戦いの幕開けだ!というわけで盛り上がってまいりました!
裏を返せば、聖連からのホライゾン奪還阻止のための武力介入もより本格的になってくるということで油断なりませんが、果たして?といった感じですね。

アデーレの父親が、領地の安全を引き換えに武蔵王となったヨシナオを恨まず、その後も支持を続けていた様に、梅組のクラスメイト達もまた、トーリを支持して自発的に同じ道を歩み始めるラストシーンも胸熱でしたね。
不可能男(インポッシブル)と目されていたトーリが、自然体でありながら的確に今後の布石となる指示を飛ばして行く辺りも主人公らしくて良かったと思います。
今までアニメから入った組に空気空気言われまくってましたしw

待ち構えていた学長がホライゾンの入学届けを渡しつつ、生還しなよと訓示を出すシーンや、オリオトライ先生が小声でがんばれがんばれとエールを送るシーン、正純の旅立ちを見送るパパのシーン等々、年長者達が見守っている中、終わりを目指す旅を始めたトーリたちの道行きに幸あれ。


次回、第10話『スタートラインのラッパ吹き』

なんとか11話が始まる前に見て、他のブロガーさん達に追いつきたいところです。
がんばれがんばれ自分w
ドカン!でバコーン!!でズドン!!!な戦闘シーン期待♪


境界線上のホライゾン

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