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Channel: gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)
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境界線上のホライゾン第7話『武蔵の騎士』の感想レビュー

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俺の嫁(゚∀゚)キタコレ!!だと思ったら、むしろキマシタワーだったw回でした。
いや、アクション的には前半の直政&地摺朱雀ד冷面”シロジロのバトルに、意外性という意味ではトーリの「ホライゾン救うの、やめね?」発言に持っていかれてしまった感がありましたが、ネイト、可愛いよ、ネイト!(贔屓キャラなのでゴリ押しw)

今回は、現状で仮にホライゾンを助けたとしても、弱い立場にある武蔵が領民を守りつつ厳しい戦いを勝ち抜いていく力があるのか?ということを国内外に示せるかどうかが鍵だったわけですが、力の弱いものでも通神を駆使すれば戦えるし、民を守るための騎士もいるから十分乗り越えていけるぜ!ということを証明できたので、勝敗的には1対1ながらトーリ達有利、という感じでしたね。
東が元東宮であることといった設定部分を補完しつつ、教導院の学生達の決定に基づいて国家間交渉の方針が定められるという本作のお約束が改めて示された形とも言えますが、武力、交渉なんでもござれなルールでの代表者同士の相対戦で勝敗を決するというパターンは今後も多い&見所なので、今回はその前哨戦的な側面もあったかと。

セリフによる説明部分が多かったので、思ったよりは要点を押さえられていた印象ですが、通神、流体、拝気、術式といった本作の用語の意味を知っていないとツラいものもあったかと。
ただぶっちゃけ、「よくわからないけど、魔法チックな便利な不思議パワーを駆使して戦えば聖連側ともやりあえるのね!」ぐらいの認識でも大丈夫かと思いますが。
神道教譜の神社での契約を通じて、「自分の契約神に仲介手数料を多く奉納することで他の神の術式を使用することが可能」な神奏術(しんそうじゅつ)を使えるのが、神道系信仰者の多い武蔵に有利な点であり、それが今回シロジロが行使した力によってデモンストレーションされた形ですね。
その一方、戦争費用などの名目で各居留地に集まった資金が、聖連に支配されて無実化してしまうのを避けるため浅間神社を介して奉納される→拝気が蓄積される=武蔵自身が極東最大の燃料庫として機能する→機関部が協力して武蔵が航行を続けていく限り、それを利用して戦い続けることが出来るので仲間になってね、とまとめられた感じ。
お金をMPに変えていろんな魔法が使えるよ!みたいな。

さて、サブタイトルにもあった武蔵の騎士階級の情勢への対処については、自衛の戦力として戦う意志はありつつも、彼我戦力差の規模的に領民に被害を出すことは避け得ないという見地から、力を持つはずの騎士があえて一般平民である教導院側の代表者との相対戦で敗北する=自分たちが戦力とならないので降伏せざるを得ないという状況に持ち込む腹づもりだったわけですが、ここでの鈴起用には驚かされましたね。

領民を守るためにあえて自ら頭を垂れることは受け入れられても、戦闘力の無い丸腰の相手を打ち負かす不名誉は犯さないのが彼らの信条ですし、まして民から救いを求められて立たないのは騎士では無いというわけで。
教導院側にとっては試合に負けて仲間が増えて良かった良かった。

騎士の本分と誇りを改めて思い出す形で戦闘への介入を決意したネイトですが、上手くノセられて当初の予定と全く違う結果を導きだしてしまったとはいえ、完全な勇み足というよりは鉄の意志で押さえつけていた自らへの枷を解き払うことが出来た、と前向きに解釈するのが良いかなと思います。

また余談ながら、今回は自分たちが守る領民の為に死力を尽くすのが騎士、という構図が重視されていた印象でしたが、騎士が本来仕えるべきは『王』という考えで行くと、三河を統治していた松平元信公の娘であるホライゾンを奪還&守護していく行為にもそれほど忌避感はないと思われという自分内イメージがあったり。

更には、ネイト個人が誰を自身の王と認め、仕える決意をするのか?といった辺りも今後描かれていくはずなので要注目…というか個人的に楽しみ♪
というか、もっとネイト可愛いよクンカクンカ!みたいな感じでプッシュしていきたかったのに、意外と出番が少なかったので涙目でござるw
1巻の範囲だとやはり鈴の見せ場が多いので、そこが好意的に評価されているのが嬉しい所ではあるのですが、結構見せ場を取られていた感がw
早くOPで絶賛チラ見せ中の銀鎖無双シーンが見たいでござるぅ〜!
騎士として、また武蔵の戦闘系の要たる第五特務としての活躍に期待。

その他の所では簀巻き餃子なトーリの全裸が(・∀・)ニヤニヤだったり、立花夫妻のパエリアタイムでほっこりしたりと、細かいところもイイ仕事でテンション上がりました。
インノケンティウスの悪役ぶりもノリノリでしたし、臨時生徒総会の行方がどちらに転ぶにしても、情勢は急速に動いていきそうですね。


次回、第8話『全域の支持者』

やはりトーリの発言の真意や如何に?というのが最大の見所でしょうね。
一戦目&二戦目を情けなく他のメンバーに譲ってきた後、正純との直接対決というここ一番のタイミングで自ら出張ってきたわけですから、何らかの秘策がアリそうな感じですが…。
空気系主人公の汚名を返上することは出来るのか、乞うご期待!ですねw


境界線上のホライゾン

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