ガガガ文庫のラノベ、『されど罪人は竜と踊る(10)Scarlet Tide』(浅井ラボ先生原作、宮城先生イラスト)が発売中です。
表紙はガユス&ギギナコンビの仇敵、「エリダナ最凶の女咒式士」パンハイマ。
下駄と着物に咒式の不死鳥と、個性的な出で立ちが目を引きますね。
俺もガユスの見た赤いアレを見たいぜ!と思ったのは自分だけでは無いはず(正座)。
お話的には、アンヘリオ&ペトレリカがメインの血の祝祭編の続きなわけですが、625ページの超ボリューム(゚∀゚)キタコレ!!
ザッハドの使徒が暴れまくるわ、アンヘリオは常軌を逸してるわ、パンハイマはあいかわらず腹黒いわ、案の定誘拐されたペトレリカは◯されまくるわで、今回もセックス&バイオレンス具合マジぱねぇっス!
というか、大概の作品が生温く感じられるほどの残虐描写がウリの本シリーズですが、今回も良い意味でまったく自重してないなとw
陰惨で醜悪極まりないグロ描写がぽんぽん飛び出すので、心臓の弱い人にはあまりオススメできないわけですが、ここまでの9巻を読み進めてきたラノベ猛者、浅井先生ファンであれば、こんな展開が見たかった!と思うに違いないので問題無し♪かもですねw
異常者達による無差別連続殺人を追うシリアスな謎解きストーリーの要所で繰り返し挿入される、血液の赤、脂肪の黄色、肉の桃色、骨と◯液の白色の演出にはゾクゾクさせられること間違いなし。
前半のペトレリカの濃厚な凌辱シーン、中盤のチェレシアとジヴの間で揺れ動くガユスの恋愛模様、後半の血で血を洗うバトルロワイヤルと見所は多いわけですが、前巻の伏線が意外な繋がりを見せたり、祝祭にまつわる謎が少しずつ判明してくる流れに手に汗握りました。
基本的に後手に回りっぱなし&ハーライルやパンハイマに利用されまくりのガユスですが、恩人であるペトレリカを守るため、愛する者たちを危険に巻き込まないために、必死で駆けずり回る姿が真摯でかっこ良かったです。
中でも、恋人に危険が迫ることを恐れてとある重要な判断を下す中盤の山場のシーンと、その意外な結末には驚かされました。
現在の彼女と元カノ、ヤバいのはどっち!?→むしろそっちかよ!的なw
丁寧に伏線が描かれていたのに、そこに気付けなかったというか、辛い状況が続く中、ちょっとイイハナシダナーという展開で心温まった瞬間にまた奈落の底に突き落とすとか、ショックすぎてやりきれない!だが、それがイイw
あえて光明を見せかけてから一気に引きずり下ろして心理的ダメージ倍増!というのは、本作では多用される、むしろデフォwな演出ですが、来るぞ、来るぞ!と身構えていてもやっぱりドン引きorz→でももっと続きが見たい!という気持ちが先行してなかなか止め時が見つかりませんね。
特にバトルシーンではいつも以上に多勢に無勢で絶体絶命感が強かったですが、まさかの乱入、まさかの大技のたたみかけで何度も戦況がひっくり返るので先が読めず、ゾクゾクさせられました。
残りページ数少なくなってきてるし、このままちゃんと締められるのかしら…と思っていたら、実は今巻が後編ではなく、続きは次巻に持ち越しという罠。
またもや気になるところで終わってしまったのが辛かったですが、パンハイマの真意と戦後の状況は今後のシリーズ全体の展開にも大きく関わってくるところでしょうから、このまま丁寧に仕上げていただくのがベストだとも思います。
というか、バトル終了後の種明かしシーンがまたえげつないことこの上ないw
某氏の次巻での精神状態が気になりますね。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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表紙はガユス&ギギナコンビの仇敵、「エリダナ最凶の女咒式士」パンハイマ。
下駄と着物に咒式の不死鳥と、個性的な出で立ちが目を引きますね。
俺もガユスの見た赤いアレを見たいぜ!と思ったのは自分だけでは無いはず(正座)。
お話的には、アンヘリオ&ペトレリカがメインの血の祝祭編の続きなわけですが、625ページの超ボリューム(゚∀゚)キタコレ!!
ザッハドの使徒が暴れまくるわ、アンヘリオは常軌を逸してるわ、パンハイマはあいかわらず腹黒いわ、案の定誘拐されたペトレリカは◯されまくるわで、今回もセックス&バイオレンス具合マジぱねぇっス!
というか、大概の作品が生温く感じられるほどの残虐描写がウリの本シリーズですが、今回も良い意味でまったく自重してないなとw
陰惨で醜悪極まりないグロ描写がぽんぽん飛び出すので、心臓の弱い人にはあまりオススメできないわけですが、ここまでの9巻を読み進めてきたラノベ猛者、浅井先生ファンであれば、こんな展開が見たかった!と思うに違いないので問題無し♪かもですねw
異常者達による無差別連続殺人を追うシリアスな謎解きストーリーの要所で繰り返し挿入される、血液の赤、脂肪の黄色、肉の桃色、骨と◯液の白色の演出にはゾクゾクさせられること間違いなし。
前半のペトレリカの濃厚な凌辱シーン、中盤のチェレシアとジヴの間で揺れ動くガユスの恋愛模様、後半の血で血を洗うバトルロワイヤルと見所は多いわけですが、前巻の伏線が意外な繋がりを見せたり、祝祭にまつわる謎が少しずつ判明してくる流れに手に汗握りました。
基本的に後手に回りっぱなし&ハーライルやパンハイマに利用されまくりのガユスですが、恩人であるペトレリカを守るため、愛する者たちを危険に巻き込まないために、必死で駆けずり回る姿が真摯でかっこ良かったです。
中でも、恋人に危険が迫ることを恐れてとある重要な判断を下す中盤の山場のシーンと、その意外な結末には驚かされました。
現在の彼女と元カノ、ヤバいのはどっち!?→むしろそっちかよ!的なw
丁寧に伏線が描かれていたのに、そこに気付けなかったというか、辛い状況が続く中、ちょっとイイハナシダナーという展開で心温まった瞬間にまた奈落の底に突き落とすとか、ショックすぎてやりきれない!だが、それがイイw
あえて光明を見せかけてから一気に引きずり下ろして心理的ダメージ倍増!というのは、本作では多用される、むしろデフォwな演出ですが、来るぞ、来るぞ!と身構えていてもやっぱりドン引きorz→でももっと続きが見たい!という気持ちが先行してなかなか止め時が見つかりませんね。
特にバトルシーンではいつも以上に多勢に無勢で絶体絶命感が強かったですが、まさかの乱入、まさかの大技のたたみかけで何度も戦況がひっくり返るので先が読めず、ゾクゾクさせられました。
残りページ数少なくなってきてるし、このままちゃんと締められるのかしら…と思っていたら、実は今巻が後編ではなく、続きは次巻に持ち越しという罠。
またもや気になるところで終わってしまったのが辛かったですが、パンハイマの真意と戦後の状況は今後のシリーズ全体の展開にも大きく関わってくるところでしょうから、このまま丁寧に仕上げていただくのがベストだとも思います。
というか、バトル終了後の種明かしシーンがまたえげつないことこの上ないw
某氏の次巻での精神状態が気になりますね。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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